【うつギフ】うつスイム | 札幌のカウンセリング こころの羽

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うつ病体験記depression story

【うつギフ】うつスイム

こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。

気づけば、年末。今年も無事終えられることに感謝です。
そういえば、うつギフがお留守だったなということで、やってまいりました。

中央店ブログの方では、抗不安薬の断薬についての最終話を公開しました。コチラ→

また、「年末年始にやめたこと」については、コチラ→
今年も、実家帰省をせずに、「ぼっち」で年末年始を過ごします。

自分で食べられる量の料理を作って、のんびりまったりお正月。
それが楽しみだし、心地が良いのです。

みなさんは、どのようなお正月を過ごす予定ですか。

今年最後のうつギフは、闘病中に始めた「水泳」についてのお話です。

◆水泳ってハードル高いよね…

北海道だと、水泳の授業って小学校までだったり。
スイミングスクールにでも通っていない限り、水泳をする機会が限られていますよね。

私世代だと、クラスの生徒数も44人くらいで、雑多に教えてもらったような記憶です。
一応泳げるけど、小学生の時にクロールらしきものが25メートルくらい泳げたかも?というようなレベル。

うつで休職中、主治医の許可をいただいて、スポーツジムに通い始めたのが休職開始1か月後のことでした。
とはいえ、通い始めは2週間に1回、ホットヨガクラスの60分に出るのが精いっぱい。

なんとか、週に1回ホットヨガ60分ができるようになった頃、「水泳…というか水中ウォーキングはどうだろう?」
と思い始めます。

ホットヨガとは違い、水泳の場合は、水着を着るハードル、脱毛問題、生理周期のことなど、始めるにはちょっとハードルが高い。

水着ってどんなのを買えばいいのかな。水泳キャップ…、ゴーグル…?
うっ…。めんどくさ(>_<)

パンダ-うつ状態

◆水泳の効果

水泳は、有酸素運動に分類されますが、有酸素運動の中でも特に運動強度が高いので、体重50キロの女性で比較した場合、ウォーキングで消費される100キロカロリーが、水泳では3分で消費できる計算になります。

水に浮いているだけでも体の力を抜くことができてリラックス効果があること、浮力の効果で関節への負担が少ないので、年代を問わず長く続けやすいスポーツとされています。

全身運動でありながら、手で水をかいて、足は水を蹴るという異なる動きをリズミカルに行うので、脳の活性化につながって、うつ症状の軽減や抑うつ状態を改善できるとの研究結果も出ています。

まずは、水中ウォーキングから始めてみるか…。
と思って水中を一人で30分歩いてみたのが、休職開始から約3か月後のことでした。

水中ウォーキング開始当初は、30分歩いたら、そそくさと終了。
ジムに併設のシャワーを浴びて帰ることはできず。

帰宅後にシャワーを浴びなきゃなと思いつつ、疲労感と爆発的な眠気におそわれ、30分タイマーをかけて眠るというような感じでした。

週に1回のホットヨガ60分と、体調次第で、たまに水中ウォーキングを30分。
それを1か月継続して少し体力がついてきた頃、初級クロールのレッスン30分。

亀の歩みのようにゆっくりと、水泳デビューをしたのでした。

銅像-喜び

(↑いえい、久しぶりの登場)

◆アクティブシニアへの道

そして、今では、週に4回のペースで泳ぐようになり、腰痛を痛み止めでやり過ごしながら、バタフライで宙を舞えるまでになりました。
そんな日が来るとはねぇ…ほろり( ;∀;)

水泳業界には、「アクティブシニア」が多く、80代のパイセンがバタフライをしている姿を見ると、「私も80代の時にこんな風になれたらいいなぁ」という目標になります。

膝を痛めていたり、肩を痛めていたり、それぞれ不調もあって、たまに手術などでお休みすることもあるけれど、また戻ってきて一緒に泳げる仲間。

こういう緩いつながりも、うつ中に見つけた、私にとっては大切なつながりなんです。

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実
※ 小田の対面カウンセリングは、札幌中央店で行っています。コチラ→

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