うつ病体験記〜中堅社員・岡本編① 責任とどう向き合うか〜 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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うつ病体験記〜中堅社員・岡本編① 責任とどう向き合うか〜

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。

様々な方からご好評いただいているカウンセリングこころの羽の「うつ病体験記」ですが、今回から新シリーズとして私自身の中堅サラリーマン時代を振り返ってみようと思います。

事実に基づいたエピソードとなりますが、この時期の体験には、上司や同僚、部下など様々な方が関わってきますので、自分以外の方々のプライバシーへ配慮させていただく意味でも多少の割愛をさせていただくことをご容赦くださいませ。

また、万が一、このエピソード内に登場するご本人に内容をご覧いただいた際、不快な想いをされるような部分がありましたら、ご遠慮無くご一報いただけますと幸いです。

ただちに修正させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

…と前置きが少し長くなってしまいましたが、私自身の体験が少しでも何かのヒントやお役に立てば…と思い書き進めさせていただこうと思います(^^)

うつ病体験記〜新入社員・岡本編〜はコチラ→

仕事が出来る人の基準

◆“新入社員”から“中堅社員”になると何が変化するのか

以前、書かせていただいたうつ病体験記は、入社時1年目〜2年目の体験をもとに「入社時うつを避ける方法」というテーマで体験談を書かせていただきました。

今回のシリーズで舞台となるのは、入社から3〜5年経ったあたりの体験です。

入社3年目から5年目となると、後輩も増え、少ないながらも部下ができはじめる頃かもしれません。

それまでは「教わる立場」だったのが「教える立場」に変化することも大きな変化ですし、会社の方針によっては、人事異動の対象にもなりやすい時期とも言えますよね。

実際に私も入社2年目で部署異動を経験し、入社時とは違う環境での仕事に改めて向き合う機会を経験しました。

その一方で、上司から叱られることが当たり前だった段階から、何も言われないけれど評価に反映される段階に変化したのもこの頃かなと思います。

当時は、そのことにも気付いておらず…「もうお前に任せないわ」(見放す)という意味で言われた「じゃあ、俺がやるからもう良いよ」という上司の言葉に純粋な気持ちで「ありがとうございます!助かります!」と言ってしまうようなズレたところも多かったな…と振り返ってみると自分自身で苦笑してしまいます…(汗)

しかも、その言葉を役員クラスの上司から言われて、隣にいた直属の上司から呼びだされ「あそこは、“すみません。今すぐ僕がやります。”が正しい返答だろ」と注意されるような状況でした(笑)

入社3〜5年目となると早い人だと一段階目の役職がつく時期だと思いますが…当時の私は上記のようなレベル感だったので、なかなか認めてもらえる段階には程遠かったと思います。

新シリーズ第一回目である今回は、全体を通してのテーマとなる概要の部分について書かせていただこうと思います。

仕事をしている男女

◆任されることと自由なことの違い

中堅社員となると、それまでの新入社員時代とは異なり、「任される仕事」が増えてきます。

そこには「責任」の増加とともに「やりがい」の増加にもつながる体験が待ち受けていると思いますが、私の場合は、ここでも落とし穴にはまってしまうことになりました。

当時の私は、仕事を任されるということは「自由」にやって良いのだと勘違いをしてしまい、自分でどんどん勝手に進める傾向が強くなっていきました。

後に上司から教わった考え方で印象に残っているのが、現場スタッフには「実行責任」があり、管理職には「結果責任」があるというものです。

この考え方を当てはめてみると当時の私の立場であれば、結果責任は上司になってしまうのに上司に対して報告や連絡、相談を怠っていたことが度々あったと感じます。

事前の相談や確認を怠った状態で「任された」と思っている業務を進めていく…新入社員の頃と比べて、対応可能な業務が増えていくからこそ問題も大きくなっていきます。

私の場合もこのパターンで新入社員時代よりも「大きなミス」やトラブルに巻き込まれることが多かったように思えます。

もしも、このブログを読んでいる方のなかに「中堅社員」の立ち位置の方がいらっしゃるようであれば、ぜひとも自分が「責任」と捉えていることが本当に「あなたの責任」なのかを今一度考えてみていただけるとこのような落とし穴にはまってしまうリスクは軽減されるのではないでしょうか。

上司から「じゃあ〇〇さんに任せるね」と言われたとしても「好き勝手にやって良い」という意味ではありませんし、「報告不要」という意味でもありません。

上司が部下に任せた仕事の結果責任は上司がとることになるのです…逆の立場で考えてみると「内容を知らないこと(聞いていないこと)の責任」をとらされるのは嫌ですよね?(笑)

一致したパズルのピース

◆自分と他人の価値観の違い

今、改めて振り返ってみると物事や仕事に対する価値観はもちろんのこと、時間感覚も人それぞれ異なるということに当時は気付いていなかったのだと思います。

その結果、指示された仕事を先延ばしして上司から指摘されることも少なくなかったように思います。

自分の中では忙しいから仕方ないと正当化していましたが、上司にとっては指示した仕事の方が重要度の高いものだったのかもしれません。

そういった優先順位の付け方も未熟だったため、度々、周囲とすれ違うことがあったのです…。

自分自身は、「一生懸命やっている立場」なので時間はアッという間に過ぎていきますが、他のスタッフや上司、取引先さまについては、「待っている立場」なので、非常に長い時間「待たされている」と感じていたことでしょう…。

今、当時のことを思い出すだけでもゾッとします(笑)

このような「新入社員から中堅社員に立場が変わったことによる変化」や「任されることと自由なことの違い」「自分と他人の価値観の違い」という目線で次回からの「うつ病体験記~中堅社員・岡本編~」をご覧いただけると嬉しいです(^^)

長文になってきましたので、今回は、この辺で♪

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵

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