こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。
最近、テレビを見ていると「新型コロナウイルス」による肺炎感染者の情報が毎日のように報じられていますね(汗)
このような「不安」を感じるニュースは、見ているだけでもストレスを感じてしまいますよね…。
そこで今回は、このような不安な気持ちへどのように向き合うのが効果的なのかを心理カウンセリングの視点から考えてみようと思います。
◆正しい対処方法を意識する
まず、肺炎やインフルエンザなどの感染症に対してどのように関わっていくのかを考えていく必要がありますよね。
本日の時点では、札幌市内での新型コロナウイルス感染者は報告があがっていないようですので、極端に心配する必要はないのかもしれませんが、それでも全世界で見ると死者は170名、感染者は7,000名を超えるほどに拡大している状況に不安を感じるのは自然なことかもしれません。
感染症専門家の先生曰く、今回の新型コロナウイルス自体の感染力や合併症の危険度は、それほど高いものではなく「インフルエンザ」の方が感染力や合併症の脅威度は高いのだそうです。
この辺りは、もちろん心理カウンセリングの専門分野ではありませんので、私自身も専門家の意見に従って「予防」を意識しています。
私個人としての具体的な予防策としては、やはり「うがい」と「手洗い」そして手洗いが出来ないときには食事の前にアルコール消毒を徹底しています。
これは、今回の新型コロナウイルスが話題になる前から意識していることですし、心理カウンセラーというお客様と接するお仕事をさせていただいている立場上、自分自身の健康管理は重要なテーマの一つです。
新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザでも「空気中」のウイルスに感染するリスクよりも自分自身の手を経由して感染するリスクの方が圧倒的に高いというのが専門家の見解ですので、「うがい」「手洗い」を日頃から意識することで感染のリスクから自分を守ることにつながるものと思われます。
『カウンセリングこころの羽』としても感染症対策には日ごろから気を配っており、ご相談者さまをお迎えする前に除菌スプレーなどによる備品の清掃やご相談者さまにお出ししているコップや紙コップホルダーに至るまで都度、清潔なものを使わせていただいていますのでご安心いただけますと幸いです(^^)
◆ストレスを減らして免疫力UP
ここからが心理カウンセリングとしての視点からのアプローチ方法になりますが…。
前述のウイルス感染のリスクが同じ程度にある方でも実際に発症する方と発症しない方がいるのが風邪やインフルエンザなどの特徴ですよね…。
その背景には「免疫力」がポイント。
この免疫力については、「ストレス」も密接に関わってくる部分なのは有名な話。
では、実際にどのような点に意識するか…
そこについては、前回のブログでもご紹介させていただいた「ストレスコーピング」がポイント。
日常的にストレスを「ゼロ」にすることは現実的に難しいものですが、感じたストレス、溜まっているストレスを減らすことを心がけるのは大切なポイント。
前述の大塚製薬さんのホームページにも記載されていますが、ストレスが増えると唾液中のIgA(喉などの粘膜に存在し、ウイルスなどの侵入を防ぐ免疫グロブリンと呼ばれるタンパク質)が減少する傾向があり、その結果として免疫力が低下する…というのがストレス増加に伴う免疫力低下のメカニズムです。
この状況を防ぐためにも日頃から「ストレスコーピング」(意識的なストレスへの対処)を心がけていきたいですね(^^)
◆タンパク質、ビタミン、ミネラルを意識して心と体のメンテナンスを
他にも冬場の体調管理には、日頃の食生活におけるバランスを意識していくことも大切。
とくに「タンパク質」は脳内物質で「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンのもとになる物質ですので、意識的に摂取するようにしたいところ。
「うつ病」の予防にもタンパク質の摂取が効果的であるということも専門書に限らず様々な分野でも紹介されていますので、日常的な食事でも意識していきたいですね。
他にも体調の維持に関わるものとしてはビタミンとミネラルもバランスを考えていくことが心身ともに健康であるためのポイントになります。
「鉄分」が不足すると不安を感じやすくなるという研究もありますので、鉄分の吸収を助けるビタミンCもあわせてとるように心がけることも心の安定=免疫力の安定を維持することに繋がります。
日常生活の中で無意識になりがちな栄養バランスも「ストレス対策」「免疫力向上」を意識してみるといつもとは違った見え方になるものかもしれませんね。
あなたは、冬の健康対策をどのように意識していますか?
『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵