【うつギフ】弱音のススメ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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【うつギフ】弱音のススメ

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽』のスタッフ小田です。

例年にない積雪の少なさでしたが、久しぶりに雪が降りましたね。もうすぐ雪まつり。雪まつりは、作っている過程を見るのも楽しみです。

今回は、闘病中に気づいた「弱音」に対する考え方について、ご紹介したいと思います。
闘病中の方はもちろん、どことなくスッキリしない毎日を送っている方にも参考にしていただけると嬉しいです。

雪像-雪まつり

一生懸命作ってるよ(小田撮影)

◆嫌なことってなんだろう?

突然ですが、自分がやりたいこと、好きなこと、やりたくないこと、嫌なことって何ですか?

この質問にすぐに答えられた方。
日頃から、ご自分をよく見つめているんですね。

答えられるものと答えられないものがあった方。
もう少し、深掘りして見つめ直してみたら出てきますか?

以前は答えられた気がするけど、最近の自分で考えると、ちょっと思いつかないかもという方。
色々なことを我慢しすぎて、少しお疲れかもしれませんね。

そんなこと考えたこともないし、考えなくても直感で動けますという方。
素晴らしいです。
これからも、その直感を大切にしてください。

直感型でいくか、理論又は経験型でいくかは、人それぞれですが、自分の好きなことも嫌なことも【両面】を認識して、それを【受け入れ】て、「それでもいいんだよ。良い悪いはないよ。」と自分に【許可】を出せるようになることが、生きやすさにつながるかもしれません。

私の過去を振り返ってみると、「やりたくないこと」「嫌なこと」については、なるべくそのように認識しないよう努力することによって、自分が成長する、強化されるという思いが強かったと思います。

長い間、そんな日々を過ごしているうちに、ジワジワとした苦痛が全身に転移して、「やりたいこと」「好きなこと」もわからなくなって、全ての区別がボンヤリし始め、気力と根性で動かしていた体が強制的に停止することになりました。

そして、カウンセリングの中で、「嫌なこと」を「仕方がない」と変換する癖がついていたことに気がついたのです。
コチラ→

鹿の銅像-積雪

埋もれる雪像萌え(小田撮影)

◆やっぱり、答えは自分の中にある

「小田さんがその時々で感じたことは、その時にしか感じることができないことだから、それを記録して残すようにした方がいいと思うよ。」

以前、職場の先輩に言われたアドバイスです。
先輩は、私が書く文章が個性的だと気に入ってくれ、時間が経つと、ぼんやりとした輪郭しか残らない言葉の感覚を、垂れ流してしまわないよう記録することの大切さをアドバイスしてくれたのです。

このアドバイスを聞いてから、その日に起こったことで自分が感じたことを、日記として記録するようになりました。
続けているうちに、5年分の記入ができる5行日記に形を変え、限られたスペースなので、「その日できたこと、良かったこと」を中心に記録するようになりました。
それが脳科学的にも、「自分を成長させる」と思っていたんですよね。

闘病中、自分は何が嫌だったんだろうと見つめ直す手がかりに、この5行日記を読み直したのですが…。
何も書かれていない、白紙が続く期間がありました。

きっと、疲れすぎていて振り返る余裕がない毎日を送っていたか、できたことや良かったと思えることがない日々だったのだと思います。

闘病中、会いたかった自分は、この時の自分です。
成長路線まっしぐらに進んでいる強い自分じゃなくて、ちゃんとへこんで、モヤッとして、弱音や毒も吐き出す、ありのままの自分です。

弱っている時に、強く正しく、まっすぐに進んでいる自分なんて見たくない。

先輩のアドバイスは、「その時々で感じたことを残す」というものだったのに、いつの間にか「できたことや良かったことを残す」に変えてしまった自分。
自分の弱音もちゃんと受け止めて、「そうだよね。しんどいよね。じゃあ、それ、やめてみようか」って認めれば良かったんだなと思います。

カウンセリングは、弱音もできない自分も、安心して話せる場ですが、日記やメモに弱音を吐き出すのも、手軽にできるセルフカウンセリングと言えるかもしれませんね。

どこかで弱音、吐き出せていますか?

アイスバー-然別コタン

アイスバーIN然別(小田撮影)

カウンセリングこころの羽・札幌本店』小田真実

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