占い?それともカウンセリング? ~小田編② 悩みを相談できる場所~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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うつ病体験記depression story

占い?それともカウンセリング? ~小田編② 悩みを相談できる場所~

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』のスタッフ小田です。

前回までのエピソードはコチラ↓
うつ病体験記1

寝る前にネガティブワードを検索するのが日課になっていた私は、ある日、自分の症状が「バーンアウト(燃え尽き症候群)」と呼ばれる症状に似ていることに気が付きました。

私は管理職でしたが、カリスマ性を発揮してぐいぐいとメンバーを引っ張るタイプのリーダーではなく、「管理職は究極のお世話係である」というのが信条で、メンバーの特性を活かしながら、自らも打席に入る典型的なプレイングマネージャーでした。他の誰かが引き受けてくれるなら、あえて自分が管理職になりたいとも思っていませんでしたが、幼いころからクラス委員、キャプテンなどを引き受けることが多かったので、人をまとめるコツをおさえていて、何となく自分がやった方がいいんだろうなぁと空気を読んだというのが実情でした。

いわゆる出世欲は皆無でしたが、淡々とやるべき時にやるべきことをやっていれば重用されるのが組織で、能力自体は平凡なものでした。自分自身は、常に実力不足との思いがあるので、新部署に配属されるたびに回し車に乗り続けるハムスターのように、苦しみながらも走り続けると、それが「実績」として評価されていきました。

この支店勤務が終われば次は本社勤務になるのが慣行と言われていましたが、自分にはそこまでの実力がないと思い、「今ですら精いっぱいなのに、本社勤務になったらどうなってしまうんだろう。仕事だけの人生になることなんて望んでいないのに…。」と考えることが増えていきました。

もう私の実力でやっていける範囲は限界に近く、スマートに仕事をやりこなすことができないと自らの限界を強く意識する日々の中、23時過ぎに会社を出て、帰宅する最中には自然と涙があふれて、疲れた体で泣きながら眠ることもありました。

友人から、「新しい仕事に慣れて引っ越し荷物が整理できた頃に遊びに行こう。」とメールで誘われても、いつ頃遊びに行く余裕ができるのか全く見当がつかず、誘いのメールが嬉しい反面、答えられない自分にとって徐々にプレッシャーになっていきました。

そのような日々を送っていたある日、退職した先輩が会社に遊びに来ました。その先輩も女性管理職で、私と同じように泥臭いタイプの人で、親しみが持てる先輩でした。繁忙な現場で働く私を心配し、「愚痴こぼせているかい?愚痴こぼしに付き合うからいつでも声をかけてね。」と言ってくれました。

そうか。この先輩なら口も堅いし、職場の状況もわかっている上に退職しているから利害関係もない。自分の気持ちを話す相手としてはいいかもしれない…。その一方、私は誰かに何かを相談するという発想がありませんでした。何か悩みがあっても自分で解決をして、事後報告をするというのが通常で、その報告は前向きなものになるように心がけていました。「愚痴をこぼす」→「相手に負担をかける」という図式があり、自分の中で何らかの前向きな方向性がない限り、相手に負担をかけてしまうという思いがあったのです。

ふと思いました。占いやカウンセリングみたいな金銭が発生するものであれば、聞く相手も商売なのだから、前向きなことが言えなくてもいいじゃないかと。通常、女性であれば占いに行って仕事運を見てもらい、「今の状況は秋頃には解消されて、その頃に運命の相手が…」というような展開を期待するところです。占いと並列でカウンセリングが思い浮かんだのは、数年前に会社でカウンセリングを体験したことがあったからです。その時、カウンセラーの方には、「このままだとある日突然、バタンと倒れて動けなくなっちゃうかもしれないよ。」と言われました。言い得て妙だなと納得し、働き方を変えた経験があったのです。

占いの値段は高いのに敷居が低く、カウンセリングの値段は占いより安いのに、敷居が高いのはなぜなんだろう。そうだ、カウンセリングに行ってみよう!
インターネットで検索し、休日に新規の予約を受け付けている場所を探して予約したのは、先輩と会った日の真夜中でした。
(次回へ続く…)

◆岡本から、ひと言コメント

前回に引き続き、今回も当カウンセリングルームスタッフ小田さんの実体験を紹介してもらいました。
実際に悩みを持った時、あなたは誰に相談することを考えますか?
友人、家族、恋人、職場の先輩など
様々な回答があると思います。

その際に意識するべきなのは、「本音を打ち明けることが出来るか」ということと「気を遣わずに自分の話をすることが出来るか」ということ、そして、「自分が求めていないアドバイスを言わないタイプの人か」という3つのポイントです。

これらの3つを全て満たすことが出来る存在は、あなたにとって人生レベルで大切な方かもしれません。

感謝の気持ちを言葉にしながら、上手く関係を維持していくべきでしょう。

ただ、実際にはどれか一つでも満たせない場合が多いかもしれません。

例え、家族や親に対してでも「心配をかけたくない」という気持ち=気を遣う状態になりやすいものですよね。

そんな時にはカウンセリングや占いなど、第三者に相談してみることが選択肢の一つとして有効です。

今回の小田さんの体験も相手の気持ちや負担を考えた時に「カウンセリング」という選択をした実例ですが、占いを選ぶのかカウンセリングを選ぶのかは、個人の価値観や自分が信じやすいものを基準に決めていくのが良いかもしれません。

「運命」「宿命」「自分のスピリチュアルな部分」を信じられる方は占いが向いているかもしれませんし、「心理学」「脳科学」「自分の内面的な価値観や思考パターンの分析」を信じられる方はカウンセリングが向いているように感じます。

どちらにもメリット・デメリットがあると思いますが、一番重要なのは「相性」です。

どれほど優秀なカウンセラーや占い師であっても、あなたとの相性が良くなければ、心の負担は減らないものかもしれません。

まずは、「自分の悩みを話せそうな相手なのか」を意識して問い合わせや予約をしてみることがあなたの心を軽くする第一歩かもしれませんね(^^)

『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵

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