日常のコミュニケーションから学ぶ傾聴 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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日常のコミュニケーションから学ぶ傾聴

【カウンセリングで使われる質問方法とは】

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』の岡本です。

2019年がスタートして早くも5日経過していることに複雑な心境になっておりますが(笑)

恐らく、月曜日から仕事初めの方も多いのではないでしょうか。

職場の同僚と年末年始の出来事を話す機会もあるかもしれませんね。

そんな時に「この人と話していると楽しい」と感じる場合と「この人と話していると楽しくない」と感じる場合があると思いますが、そこには、いくつかの傾向があるように感じます。

今回のテーマは、『傾聴』(けいちょう)の中でも重要な“肯定的な聴き方”について考えてみようと思います。

“話をきく”場合に、“聞く”と“聴く”があることは有名な話だと思いますが、相手から好まれる“きき方”がどちらか…というと明らかですよね?

そうです“聴く”ことが出来ていることが好まれる重要なポイントになります。

耳だけできいている状態である“聞く”ではなく、

耳+目、心できいている状態である“聴く”を意識していくことが話し上手、聴き上手の基本となります。

では、具体的にどんなきき方が「聴いている状態か」を考えてみると…
例えば

・相手の目を見て聴いている

・相手の心に寄り添うような聴き方をしている

・あいづちなどのリアクションをしっかりとっている

などがあげられると思います。

 

そして、更に重要なポイントとして…

① 否定しないこと=肯定的なリアクション

② 相手にとって興味がある話題であること=話題選び

③ 話題を引き出す質問=適切な質問とそのタイミング

が非常に重要ではないかと私は思うのです。

 

◆① 否定しないこと=肯定的なリアクション

日常会話の中でよく言ってしまいがちな否定的なリアクションが「そんなことないよ」(そんなことありませんよ)です。

他には、「考えすぎじゃない?」なども同様のリアクションですね(^^;

年末年始の出来事を話すだけであれば、あまり出ない言葉かもしれませんが、悩み相談に近いシチュエーションでは要注意ですね。

 

◆② 相手にとって興味がある話題であること=話題選び

自分から話しかける必要がある場合は、話題選びが重要です。

具体的に言うと「共通点」を意識すること。

共通の趣味、共通の家族構成、共通の経歴などなど

 

◆③ 話題を引き出す質問=適切な質問とそのタイミング

相手から出てきた発言に対して、掘り下げるような質問をすることが話題を広げるポイントです。

カウンセリングで使われる質問は、『ソクラテス式問答法』と呼ばれる次のようなものですが・・・

 

1.明確化の質問・・・具体的に言うと?

2.前提の質問・・・知っていること、知らないことは?

3.証拠の質問・・・そう思った理由は?

4.起源の質問・・・その考え方やアイディアは、どこから得たもの?

5.結果の質問・・・最終的には、どうなりそう?

6.視点の質問・・・他の人だと、どう考えるだろう?

7.仮定の質問・・・他にどんな方法があるだろう?

 

このように7種類ある質問方法を組み合わせて会話を広げていきます。

ただし、極端に全部を使おうとすると「尋問」のようになってしまいますので(汗)、会話を広げたり深められるような質問を使ってみるのがオススメです(^^)

 

 

『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵

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