季節の変わり目と心理カウンセリング~カウンセリング目線で考える日常~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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季節の変わり目と心理カウンセリング~カウンセリング目線で考える日常~

こんにちは。札幌市にある『カウンセリングこころの羽』の岡本です。

時間の流れは早いもので、気が付くともう5月になりましたね(汗)

2024年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響も少なくなり、久々の連休を楽しんでいる方も多いのでしょうか。

私は通常通り心理カウンセラーのお仕事をさせていただきつつ、プライベートの方では趣味の音楽を楽しんでおります(^^)

ハートで出来ている木-こころのイメージ

◆季節の変わり目は体調だけではなく、メンタルも崩しやすい…

これからの時期は少し暖かい日も増えてくるかと思いますが、4月中は暖かかったり、寒かったり…安定しない気候が続いていた今年…。

コロナやインフルエンザに限らず、風邪気味になっていた人も少なくないかもしれませんね…。

季節の変わり目は、体調管理を気を付けようと考えている人は多いかもしれませんが、メンタルについても崩れやすいことは感覚としては感じているものの、ついつい後回しにしていませんか?

ここでポイントになってくるのは、“変化”というキーワード。

変化=悪い変化

というわけではなく、良い変化も含め、変化=ストレスになります。

朝晩の気温差による身体的なストレスももちろんですが、季節の変化に伴う行動パターンの変化や新しい環境に対応するための心理的なストレスなど季節の変わり目はたくさんのストレスが重なりやすいのです。

不眠症に悩むベッドに横になる女性

◆心と体は表裏一体…

ここで少し話が広がりますが…よく耳にするのが、外科手術などで入院するとメンタルヘルスが悪化し、病後うつになるというもの。

“うつ病”になった原因がはっきりしているという点では、一時的なものと考えることもできますが、一時的だからと言っても“他のうつ状態よりも楽”や“負担が軽い”というわけではありませんので、気持ちが不安定になると苦しいのは、どのような“うつ病”も同じです。

心、気持ちが落ち込むと体調が悪化するし、体調が悪化すると気持ちが落ち込む…。

不思議と言えば不思議ですし、自然と言えば自然なのが心と体の関係ですね。

ちなみに…病後うつの対処方法としては、医療機関で継続的にサポートされるケースが多いので、お薬による対処になることが多いものの、心理カウンセリングで実施する“心理療法”も有効な手段の一つです。

カウンセリングルームで“身体的な病気”を治すことができるわけではありませんが、気持ちを軽くするためのサポートができる場所ではありますので、医療機関でのサポートだけでは不十分と感じるときにはご検討くださいね。

Child's hand pointing quesiton mark and light bulb illsutration with blue sky

◆季節の変わり目での有効な対処方法は…

一番手軽で効果が高い方法としては、“食事”と“睡眠”になります。

食事についても単純に摂取カロリーを増やす…というわけではなく、栄養バランスを考えた食事を適量とることが大切です。

また、前述の通り、「変化=ストレス」になりますので、もしも可能であればストレスになる変化を減らすことが大切。

具体的に言うと、食事をとるスケジュールは一定にすることがメンタルケアの観点でも重要になります。

不規則な食生活は、無意識にストレスをためることになるので可能な範囲で気を付けてみましょう。

次に“睡眠”ですが、睡眠不足になるとメンタルが不安定になるのは有名な話ですが、メンタルが不安定になると睡眠の質が下がる…という悪循環が生じやすいのも睡眠の特徴ですよね。

悩みがあって眠れない場合は、カウンセリングに相談してみることも選択肢の一つですが、悩みがあるわけではないけれどついつい夜更かしになっている…という人は要注意です。

国立精神・神経医療研究センターの発表によると、1日に4時間半程度の睡眠時間が5日続いた場合、不安や混乱、抑うつ傾向が高まってしまうのです。

心当たりがある方は、日常生活を充実させるためにも“睡眠”を大切にしてみることも考えてみましょう。

私も趣味や動画視聴など…ついつい夜更かししてしまうことも多いので、気を付けていこうと思います(^^;

あなたは、こころと身体、どちらも大切にできていますか?

『カウンセリングこころの羽』岡本教兵

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