札幌のカウンセリングルーム『カウンセリングこころの羽 札幌篠路店・札幌中央店』しみずこうこです。
梅雨のないのがウリの北海道ですが、今年の6月は雨の降る日が多かったような気がしませんか?
雨あがりの水たまりを見かけると、長男子育て期のことを思い出すエピソードがあります。
お恥ずかしながら、しみずの子育てエピソード暴露シリーズ第1弾です!
◆「水たまりに入っていい?」
長男が2歳か3歳頃。
雨が続いて家に子供と二人きりでいることに苦痛を感じ始めます。
やっと雨があがり近所の公園へ散歩にいきました。
公園にはところどころ水たまりがあり、中にはとても大きな水たまりも。
そこを避けながら公園内を歩きます。
汚れること前提、長靴、汚れてもいい服とタオル持参、準備万端できました。
久しぶりのお散歩で長男も喜び、公園内の遊具を一通り物色した後「水たまりに入っていい?」と聞いてきたのです。
普段そんなこと聞いてこないのに珍しいな、少し大人になったかな。
長靴で水たまりパシャパシャ歩くの楽しいよね。
私も長靴で水たまりに入るの好きだったな、長くつも履いてきたし、多少靴下が濡れたって別にいいか。
そう思い「いいよ」と答えたとたん。
「ぱっしゃあーん!!」と、想像をはるか上を行く水音。
長男は水たまりにお腹からダイブして、足をバタバタさせて水たまりの中で泳いでいました。
「はあ!、何やってるのっ」と、いつもなら激怒するところですが、今回長男は「入っていい?」と確認してきて、それに私はいいよと答えてしまっています。
私にとって「子供が水たまりで遊ぶ風景」は「普通長くつでパシャパシャしている風景だよね」ですが、「うちの長男に私の普通は通用しない」と改めて痛感。
水たまりでひと泳ぎし、ドロドロの濡れ雑巾になった長男の手を引いて家に帰る親子の姿。
私は惨めで情けない気持ちでいっぱいでした。
長男本人は大満足だったのでしょうけど…。
◆子供が苦手だった私
長男を出産したのは結婚してから3年後の33歳少し遅め。
子供は、いてもいなくてもいいと思っていました。
社内結婚の多い職場で、お子さんのいないご夫婦は二人でお仕事されていて、経済的にも余裕がありそう。
ご夫婦でゴルフや海外旅行を楽しんでいました。
正直私は、子供が苦手でした。
弟が二人いたからかもしれません。
弟たちの面倒を見ることがあり、私にとってそれは義務で楽しい事ではなかったんです。
年下の子供と遊ぶよりも大人の仲間にいたい気持ちが強い子供時代でした。
妊娠がわかってからは不安が強く、育児書育児雑誌をよく読み、それなりに子育てをシミュレーション。
学生時代こそ人間関係で悩み落ち込んだのですが、社会に出てからは必死に立ち回ってあまり人間関係では苦労せず。
大人との付き合い方にはそこそこ自信を持っている部分がありました。
子供は苦手、不安もある。
でもイメージトレーニングでなんとかなるだろう大丈夫、大丈夫と軽く考えていましたが、現実は私のイメージとは程遠く、予想外の展開ばかり。
でも悪い予想外もあればいい予想外もある。
子供って良くも悪くも大人を裏切っていくのだな、それが成長ってものかウンウン。
イライラ、不安、情けない気持ち、惨めな気持ちと戦いつつ、そう自分に言い聞かせ新生児~2、3歳期をなんとか乗り切ってきたのかもしれません。
◆次のステージに進む
人と接することでエネルギーが充電されるタイプの私。
子供との二人きりの時間は、寂しく苦痛な側面もありました。
3歳頃になると近所の公園でお友達ができる、そして幼稚園へ通いだす。
親同士、子供同士の人間関係について考えるようになってきます。
他の親子と関わるようになってくると違う悩みが発生してくるんですよね。
次回長男幼稚園へ通う頃『カウンセラー子育てを振り返る②』へ続く…乞うご期待!
『カウンセリングこころの羽 札幌篠路店・札幌中央店』しみずこうこでした。