ドラマと現実の違い~心理カウンセラー目線で楽しむドラマ~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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ドラマと現実の違い~心理カウンセラー目線で楽しむドラマ~

外は雪が降っているし、夕方17時にはもう真っ暗になっている。
この季節は、家でTV鑑賞の時間が長くなります。
今シーズンのドラマは、「若手~中堅実力派イケメン俳優(しみず独断判定)」が活躍しているドラマが多かったと思いませんか?
山﨑賢人さんのキラキラした瞳と、松下洸平さんの癒されハスキーボイスに「いいわ~」とうっとりする、50代の心理カウンセラーしみずこうこです。

TV鑑賞のお供に大学芋を作ってみました。
大学芋大好きなのですが、いつも喉詰まりしてしまうんです。
理由はわかっています…きちんと噛まずに飲み込んでいるからです。

なので、今回は乱切りではなく薄切りの大学芋。
「大学芋は乱切りじゃなくちゃ!」ではなく、「薄切りの大学芋があったっていい!」喉詰まりせず、食べやすかったですよ。
ツヤツヤ感が良くできたので、思わず写真掲載です。

大学芋

◆ドラマの世界

さて所詮ドラマの世界、現実はこんなにうまくいかないよと、ツッコミたくなることもありますよね。
しかしそこは大人な私、限られた時間枠の中に収めるストーリー、都合のよい偶然も仕方ない。
主役からの目線、敵役からの目線、仲間、友情、成長、裏切、伏線回収にワクワクさせていただき。
根が単純なので、制作側の意図にまんまとはまりながら、つい最終回まで楽しんでいます。

ストーリー上のご都合主義を差し引き、カウンセラー目線で考察してみたところ。
ドラマと現実との大きな違いは、「自分の感情に気づいて伝える」なのでは?と感じました。

問題が起こる、悩む、沸き上がる自分の感情や考えに向き合う、言葉にする、自分で何とかする、1人で難しい時は人に伝える、助けてもらう、解決する、成長する。
このようにストーリが進んでいくパターンが多いのですよね。

問題解決への必要条件は、「自分の感情に気づく」ことだ。
何に困っているのか、何が嫌なのか、何が好きなのか、どうしたいのか。
表現方法は脚本や演出でバリエーションをつけていますが、ここがはっきりしていないと先に進みません。

冬のリビング

◆現実の世界

もちろん現実とドラマは違います。
現実は3ヶ月で完結させる必要もないですしね。
自分の気持ちがよくわからなくても、あえて人に話さなくても人生はなんとなく進んでいく、喧嘩やトラブル、様々な問題が起こっても時が解決してくれることもある。
やり直し、回り道してもいい、回り道して得た体験も立派な財産です。

ただ、よくわからないけど「嫌い」「不安」「逃げたくなる」、何かしたいけど自分は「何が好き」で「何をしたい」かもわからない。
そんな不快感や違和感、時には焦燥感をずっと抱いていて苦しい人もいると思います。

これまでの環境や周囲の都合で、自分の気持ちや感情を伝える機会を与えてもらえなかった。
沸き上がる自分の感情は、よくないものだと蓋をすることに慣れてしまった。
つい自分が我慢すればいい、自分が犠牲になればいいんだと言い聞かしている。
長い間そう思って生きてきた人が「自分の感情に気づく」ことはとても難しく、感情に気づくことが不快な気分になってしまう可能性もあります。
感情

◆自分の気持ちに気づく

生活している中で浮かんでくる「ぼんやりとした感情」、それに少しだけ意識を向けてみる。
その感情には「いい」も「悪い」もなく「罪悪感」なんて感じなくていい。
「ああ自分はこれが嫌なんだな」、「この場面では不快に感じてるな」、「この感覚好きだな」と、ただ思うだけ。
そういったこともお悩み解決の一歩前進です。

「なんだかわからないけどモヤモヤするんだよ」、「1人で不快な気持ちに向き合うのは怖いよ」、「ドラマの主人公のように、自分の感情を上手に話すことなんてできないよ」。
そんな時こそ、カウンセリングルームに足を運んでみてはどうでしょうか?

『カウンセリングこころの羽札幌篠路店・札幌中央店』でお待ちしております。
カエル顔の心理カウンセラーしみずこうこでした。

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