こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。
今月も後半に突入。北海道の春らしいお天気が続いていた先日。3年ぶりに開催された平岡公園の梅まつりへ。
コロナの影響でここ2年は開催していなかった梅まつり。飲食ブースは中止のままですが今年から梅林が公開になりました。
花には全く興味が無かった私が数年前から野花を見てもきれいだなぁ…と感激するようになり札幌市内の公園を散歩するのが趣味になりました。
「自分の心の変化」を不思議に思いながら楽しんでもいる今日この頃です。
◇我慢するクセ
今回は私の長年の悪習とでもいいますか繰り返してしまうクセについて書いてみようと思います。
自慢にもなりませんが私には幼少期からどうやら「痛みを我慢」するクセがあるようです。
小学校の時も捻挫で足首が痛いのに何の報告もしないまま体育の授業に出て靭帯を伸ばしたり…
腰が相当痛いのにコルセット巻いて仕事に行き続け、立てないほどの激痛でようやく病院に行くと立派なヘルニアになっていたり…
魚の目がこの上なく大きく腫れているのにパンプスで働き続け足の小指が変形したり…
痛みを我慢してやり抜くことに多少の達成感というか満足感を感じていたのでしょう。
今思えばアスリートでもないのにアドレナリンダダ洩れ状態で闘うように仕事に向き合っていたと思います。
私が長年従事した接客業は肉体労働、そして感情労働でもあります。
どこかしら調子の悪いところはあって当然。それでも何事もなかったように振る舞う。それも仕事のうち。そのうち治るでしょ。
何の疑いも無くそう思い込んでいた若かりし頃…
動けなくなって初めて「限界を超えてがんばりすぎていた」ことに気づく。
そんなことを何度か繰り返していました。
◇またやってしまった…
昨年の秋頃から腕の付け根に感じたことのない痛みがあったのですが、相変わらずそのうち治るでしょ。
と何の処置もせずに過ごしていました。すると今月初旬頃から腕全体が痛くなり肘にまで痛みが広がる始末(´Д⊂
朝目覚ましを止めるのに腕を伸ばすと激痛が…そこでやっと「ヤバいかも」と現在も腰のメンテナンスで定期的に通っている鍼灸院へ。
幸い関節の浅い部分での炎症だったので、数回の針治療で腕の可動域もだいぶ広くなり今はストレッチポールでリハビリ中。
お風呂上りに数分、鍼灸院の先生直伝のリハビリをしてるのですがそれが結構キツイんです(´;ω;`)ウゥゥ
もっと早めに鍼灸の先生を頼っていれば治りも早かったかもしれないのに。こんなに痛くなかったかもしれないのに。
「またやってしまった。。。。」
◇耐えるだけでは解決しない事もある
私たちは普段から精神的にも、肉体的にも複数のストレスを現代社会を生き抜くノルマのように抱えているのかもしれません。
そして「耐え抜くこと」が最も望ましい解決策であるかのように我慢して心も体も限界をむかえてしまう。なんてこともありますよね。
ちょっとした痛みを我慢し、その患部をかばうように他の筋肉が無理をして動きをカバーする。
不自然な動きを無意識に繰り返し無理した箇所まで痛くなり結局どこが痛いのか自分でもわからなくなり不安になる。
「またやってしまった」自分へのちょっとしたがっかり感と後悔。
鍼灸院の先生に稲葉さんはリハビリも頑張りすぎる傾向にあるのでくれぐれも無理しないように!!
と声をかけていただき焦らずゆっくりリハビリしています。
猛ダッシュでリハビリをしたところで治りが早くなる訳ではないでしょうし、むしろ悪化することもありますしね。(・□・;)
「癖(クセ)」って人間だれしも無意識に繰り出している思考、行動だと思うんです。
だから忘れたころに繰り返してしまう。
ただ、それってとても自然な事。そんな時は自分を否定するのではなく、
繰り返してしまう自分を受け入れ、そんな自分にちょっとだけ意識を向け「なぜ?」と問いかけてみる。
それだけでも以前の自分より成長してるし、3歩進んで2歩下がっちゃっても結局1歩進んでるじゃん!
自分に甘い。とも言えますがそんなマインドこそ時に自分を助けることに繋がることもあるのではないでしょうか。
「なぜ?」一人で抱え込みそうになったらカウンセリングこころの羽でお待ちしています。
『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』カウンセラー稲葉彩』