心理カウンセラーが考える自分を変えるための大切なポイント~カウンセリング視点で考える日常~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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心理カウンセラーが考える自分を変えるための大切なポイント~カウンセリング視点で考える日常~

こんにちは。札幌市にある『カウンセリングこころの羽』の岡本です。

まだ雪も降る札幌…冬の雰囲気が残る時期ではありますが、気が付けばもう3月も中旬ですね(^^;

4月に入ると新生活、新しい環境…と大きな変化を予定している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、新しい季節、新しい環境に合わせて「自分を変えたい」と思ったときに有効な考え方をご紹介させていただこうと思います(^^)

スタートからゴールに向かうステップ

◆今の自分を否定せずに受け入れる&付け足す

私自身、いよいよ40代という段階に突入し…「あぁ、若い頃のようにはいかないんだな…」と実感する機会が増えてきました(汗)

具体的に言うと「体力」や「体型」ですね(–;

昔と同じように活動しているつもりでもなんだか疲れやすい…食べている量は減っているはずなのにお腹周りの「このぷにぷには何者だ!」となる…などなど

素の自分で受け止めようとするとなんだか凹みます(笑)

そこで、ちょっと心理カウンセリングのテクニックを活用しよう♪と思い立って、ちょっと視点を変えてみたのです(^^)v

一つ目のポイントは、「今の自分を否定せずに受け入れること」です。

自分を変えようと考えたときにやってしまいがちな落とし穴が「自分を否定すること」です。

自分自身を否定してしまうと気持ちが落ち込みやすくなりますし、何より「行動するためのモチベーション」が低下しやすくなります。

“精神論”、“根性論”であれば、自分自身を否定しつつ気合を入れていく…というのも選択肢の一つかもしれませんが、この方法は「いつでも」「誰にでも」当てはまるものではありませんので、確実に成功を望む場合には避けておいた方が無難というのが長年カウンセラーという仕事に関わらせていただいていて実感していることです。

「今の自分のダメなところを否定する」のではなく、「理想に近い行動」を足していく。

そのためにも今の自分を否定するのではなく、「ありのままを受け入れる」そして「理想に近い行動を足す」この流れが一番の近道ということになります。

私の場合は、お腹のぷにぷにを何とかしたいと思ったので、現状の体系や身体の状態を「見て見ぬふり」するのをやめて、まずは体重計に毎日乗って「現状」を知り、受け入れるところからスタートしました(^^;

段階的に成長している芽

◆変化はストレス!緩やかな変化をイメージ

前述の通り、「自分を変えたいとき」の第一歩は今の自分を受け入れて理想に近い行動を足していくことです。

ただし、その行動を足していくことが「良い変化」だったとしても、焦ってしまうのは禁物。

なぜなら、体調やメンタルが悪化するときには必ずと言っていいほど「ストレス」が影響しているものですが、人は「悪い変化」だけではなく、「良い変化」に対しても少なからず「ストレス」を感じてしまうのです…。

例えば、「これは良い!」と思って体に良いものを食べたとしても食べ過ぎてしまえばお腹を壊したり、逆に体調が悪化する場合もありますよね?

それに近いイメージです。

急激な変化は大きなストレスを生み出すことになってしまうため、仮に「正しい変化(良い変化)」だったとしても、急に大きく変化させてしまうことは自分自身の身体や心が変化に順応できなくなってしまうのです。

他にも様々な注意点がありますが…それは個人差がある(万人に当てはまる正解がない)ので、心理カウンセリングのなかで個別にお話しさせていただきますね(^^)

正直なところ、私自身もこの「緩やかな変化」をつくるのがちょっと苦手なので、ついつい結果を焦って急激な変化にしてしまいがち…
その状況を避けるために「計画」自体は沢山思いついても「実行」するものは一つずつ増やすようにしています。

小さな水槽から大きな水槽にうつろうとしている金魚

◆試行錯誤に失敗はつきもの

ここまでのお話で自分を変えたいときの大まかな流れはお伝えできたのではないかと思いますが…それでもついつい焦ってしまったり、自分自身が「正しい」と考えた方法が実は自分に合わない方法になっていたり…と上手くいかない要因は沢山あるものです。

だからこそ一番大切な考え方は、上手くいかなかったときにも「自分を責めないこと」です。

失敗を否定せずに次へのヒントととらえることですね(^^)

「そんなの分かっているけれど、自分を責めてしまうんだよ!」と感じた方は、ぜひともカウンセリングルームにお越しくださいませ…。

やはり、人それぞれ根付いている「価値観」が違うので、その価値観が極端に働いてしまうと「今やらなきゃダメだ」「すぐに結果を出さないと」「こんなことじゃ変われない」などと自分を否定して、「ストレス」をどんどん膨らませてしまいます。

そんなときには心理カウンセラーからの「客観的」な視点や「専門的」な視点など、自分自身では気付きにくい部分を参考にあなた自身に合った「成功パターン」を見つけていくことが結果として一番の近道になるのではないでしょうか。

『カウンセリングこころの羽』では、様々な価値観を持った複数の心理カウンセラーが在籍していますので、自分に合ったカウンセラーを見つけてみてくださいね(^^)

挑戦して失敗したときに、自分のことを責めていませんか?

『カウンセリングこころの羽』岡本教兵

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