こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店』の岡本です。
前回のブログから気が付くと3カ月以上経ってしまったのですが、お陰さまで日々元気にカウンセリングを担当させていただいております(^^)
この数ヵ月にやってきたこととしては、札幌市内にある某大学さんで教壇に立たせていただいたり、企業の研修を担当させていただいたり、カウンセリングこころの羽で行っている『カウンセラー養成講座』に関連する仕事もしていたり…と日常の心理カウンセラーとしての仕事以外の時間も比較的多くなっているように感じます。
そういった「新しい体験」は、自分自身の価値観を改めて見つめ直す良いきっかけになるなぁと楽しませていただいております(^^)
◆日常のなかでふと気が付く自分の価値観
そんな忙しくも充実した日々を送っているなかで、昨日、仕事が終わった後の出来事を具体例としながら、今回のブログのテーマ「自分のこころの傾向に気付く」ことについて考えてみようと思います。
ここ最近、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあって対面のカウンセリングだけでなくオンライン(電話やZoom、Skype)でのカウンセリングもご予約いただく機会が増えております。
その状況を踏まえ、電話カウンセリングの際に使用させていただいている電話機をこれまでよりも1台追加する計画を立てておりました。
カウンセリングこころの羽としては、これまでも数台の電話機を契約しているため、月々の支払料金もそれなりのお値段に(^^;
そこを少しでも軽減するために、今回、LINEMO(ラインモ)での契約を選択して、電話機本体は、以前、私が使用していたiPhoneを使うことにしておりました。
…とここまでは、「よくある話」だと思うのですが、ここからが私自身の「価値観」が明確になる“気付き”でした。
今回使う予定の携帯電話本体は、以前、数年間使っていたので「バッテリー寿命」が短くなっていたのです。
そのまま使うこともできなくはない…という状況でしたが、ご相談者さまとお話している最中に電池切れ…なんていうことを起こしてしまうわけにはいきませんので、「バッテリー問題」を解消する必要があります。
ここで私には3つの選択肢がありました。
その1.おとなしく新品の端末を購入する
その2.バッテリー交換を業者さんにお願いする
その3.自分自身でバッテリー交換をする
ここまでの説明で勘の良い方や私の性格を知っている方だとお気づきかもしれませんが…
私は「その3.自分自身でバッテリー交換をする」を選択したのです(笑)
◆振り返ってみると以前にも、似たような選択を…。
もう10年くらい前の話になりますが、以前、新規購入したiPhoneを落下させてしまい、画面が割れてしまったときにも修理に出す…ではなく、自分でディスプレイパネルの交換をしたことがありました(^^;
このときも修理に出すと3万円、自分で修理すると1万円…という金額差があったのですが、実は、「2万円の差額がもったいない!」という価値観…ではないのです。
◆同じ金額でも“新しい体験”だと判断が変わる
私の場合、携帯電話にお金をかけたくないという考えではなく、単純に修理代がもったいないということでもなく、次のような価値観が強いことに気付いたのです。
“自分にとって新しい体験ができる場合は、かかるお金は気にならない”
“体験したことのある状態(当たり前と思っている状態)を取り戻すためのお金はかけたくない”
この価値観がものすごく強いようなのです。
その結果、私の場合、車をこすってしまった時にも「自分で塗装する」という選択肢を選んでいますし、「プロにお願いして綺麗に修理できる」よりも「自分で修理して新たな体験ができる」と考えてしまうのです。
今回の「バッテリー交換」でも仮に同じ金額だったとしても「自分で」の方を選んでいたかもしれません(^^;
もはや「趣味」とも呼べるのかもしれませんが、「新たな体験」にお金をかける傾向は自分自身の価値観では土台になっています。
このことに気付いておくことで、時には「より満足できる体験」につながるかもしれませんし、「失敗の予防(同じ失敗を繰り返さないこと)」にもつながるのかもしれません。
このような自己分析(自己客観視)ができるようになったことも心理カウンセリングに出会ったからこそだと感じる出来事でした(^^)
あなたにとってどんな価値観が“自分の特徴”だと思いますか?
『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店』岡本教兵