【うつギフ】休職中の会社への報告 | 札幌のカウンセリング こころの羽

Close

うつ病体験記depression story

【うつギフ】休職中の会社への報告

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店』の小田です。

またまた中央店からブログ出張に参りました。
まぎらわしいかもしれませんが、小田のカウンセリングは札幌中央店で行っています。コチラ→

今回は、休職中の会社への報告について書いてみたいと思います。

私の休職直前の様子については、以前の体験記にも書いたことがありますが、
コチラ→

休職するまでは、社内で産業医と面談をするため1時間の休暇を取っただけで(その1時間も会社からは休暇を出す必要はないと言われていましたが、自分的にスッキリしないので休暇を出しました。)、転勤してから全く休暇を取らず、何なら休日出勤もやってしまっていたくらい、フルマックスで働いていました。

今思うと、危険なぐらい体内にあるアドレナリンを総動員させて、脳と体を動かし続けていた状態で、確実に「未来の体力」を使っていたと思います。なんであそこまで頑張っていたんだろう。まるで呪いのようだな…。

身体も頭もフル回転の状態だったので、「休みなさい」と産業医から言われても、秒で「それはできません」と言って拒否して、看護師さん含めて二人がかりで説得され、「少し考えさせてください」と言って泣きながら帰宅しました。

不眠症に悩むベッドに横になる女性

◆休み方がわからない

その日の夜は、一睡もせずに考え続けました。
このまま「不完全な自分」が会社にいる方が、あとあと迷惑をかけることになるかもしれないと思い、翌朝に休職を受け入れる決心をして出勤し、午前中のうちに上司と面談して、午後から仕事の引継書を作りました。
帰宅した時刻は、当時のスケジュール帳を見ると23時30分←絶対ダメな時間(;・∀・)

上司は、「引継書は簡単でいいし、業務で残っていることだけ箇条書きで書いたら、勤務時間内でもすぐに帰っていいから。」と言ってくれていましたが、終業時刻の17時までは会社にいさせてほしいと頼みこんで、結局、終業時刻どころか、日をまたぐ直前まで引継書作りのために残ってしまいました。

今振り返ると、そういう頑固さやこだわりが、うつをひどくさせていたんだなと思います。
もう、お医者さんから休職勧告が出てるんだから、とっとと帰りなさいよ。とろけた脳みそで作った引継書なんて、時間がかかっている割には、大したクオリティになってないんでしょ!?

今なら、心の底から言える。
当時だって、自分の部下や同僚が同じ状況だったら、そう思うはず。
なのに、なんで自分だけはそれを「なにがなんでもやり遂げないといけない」と思うんだろう。ねぇ、みなさん。

そのような感じで、限界近くまでエンジンをフル稼働させて、休職に突入したため、「休むこと」を受け入れることができない、正確に言うと「休むこと」がわからない、休職初期の小田でした。

真っ先に考えたことは、休職中の会社への報告はどうしたら良いのだろうということでした。
「自分軸」「他人軸」という言葉をよく聞きますが、私はそこに加えたい軸があります。

【会社軸】
私は、めちゃめちゃに「会社軸」だったなぁと思うのです。

特に、直前まで管理職をしていたということもあって、「会社的に求めている報告」「会社的に知りたい情報」に、自分を合わせることしか頭にありませんでした。

恥ずかしながら、休職初期の、上司とのやり取りを一部公開するとこんな雰囲気でした。
「必要な手続があれば何なりとご指示ください。会社の方に出向くことも可能です。負担を考えていただいて、簡易な方法をご提案いただいていますが、このような形でみなさんにご負担いただいてますので、私が出来ることであれば、何であれしたいと思っています。」

いやいや、会社に行くなんてありえないでしょ。
いいから、薬飲んでご飯食べて、とっとと寝なさいよ。

今なら、ホントそう言えるんですけどねぇ(;^ω^)

パソコンの前で頭を抱える悩んでいる女性

◆休職中の報告ってどうするの?

もちろん、会社に出てこいなんて言われるはずもなく、診断書の提出、残っている休暇の申請処理、傷病手当などの必要な手続は、全て郵送で行われ、1週間に1回、上司にメールで体調を報告することになりました。

こんな時に、どんな内容を、どんな分量で報告すればいいのだろう。
あまり長すぎてもウザいだろうし、会社的に知りたい情報は何だろう。

どこまでも会社軸。
悲しいくらい会社軸。

上司から、こんな内容が知りたいからと項目が示されるわけではなかったので、自分が報告を受ける側の気持ちになって、知りたいことは何かを考え、①睡眠(寝つきや中途覚醒の有無)②食欲③倦怠感④意欲⑤日中の過ごし方を基本セットにし、病院に行った場合は、⑥主治医からのアドバイス⑦薬の処方の変化⑧次回診察日を加えました。

うーん、カンペキ!?
とか言っている場合じゃないか。

ストレスを感じてソファーで落ち込む女性

◆いい報告ができない苦しさ

休職期間が長くなってくると、1週間に1回ペースの報告メールも苦しくなってきます。
初期の頃、いわゆる急性期は、症状の変化も大きく、良くなっている変化も感じやすいのですが、回復期に入ってくると、自分が良くなっているのか、悪くなっているのか、良くなったと思いきや、いきなり落ちるときもあり、自分ながらに、「おいおい、いい加減にしてくれよ」とセルフつっこみを入れてしまうような症状の変化の波に疲れてくるのです。

そして、休職期間が長くなればなるほど、「もうこんなに時間がたっているのに、良くなっていないことが申し訳ない」という、自分責めがあって、「状態が変わらない」ということを報告することもプレッシャーになっていきました。

休職初期の「何でもしまっせ!」という前のめりの私から、報告メールを2週間に1回、1月に1回と徐々にペースを空けるようにして、会社軸の呪いを徐々に解いていったのです。

今回は、休職中の会社とのやり取りの一部をご紹介しました。
月に1回、上司と面談する会社があったり、電話で報告したり、会社への報告方法やペースは色々とあるようです。
振りかえると、1週間に1回の報告って、ちょっとハイペースで負担が大きかったかもしれないなぁと思います。

『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店』小田真実
※ 小田のカウンセリングは、札幌中央店で行っています。コチラ→

うつ病体験記一覧へ >

ご予約はこちら