部屋の片づけとメンタルケア~心理カウンセリング視点で考える日常~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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部屋の片づけとメンタルケア~心理カウンセリング視点で考える日常~

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。

突然ですが…あなたは「片付け」は得意なタイプですか?苦手なタイプですか?

私は、どちらかというと苦手なタイプです(笑)

カウンセリングルームでご相談者さまをお出迎えするスペースについては、かなり意識をして安心してお話いただける環境づくりを徹底しているとは思うのですが…
プライベートな空間になると急に片付けのレベルが下がります(苦笑)

これは「人に見られる」「人に見られない」という違いが大きいとも言えますし、心理カウンセリングに対する思い入れの強さがあるからこそと考えることもできるのかもしれませんね。

そんななか、最近、自宅で自分の専有スペースの片づけをしたときに改めて「片付けの大切さ」を実感しましたので、今回のブログではそのエピソードを土台に心理カウンセリング視点を交えつつご紹介させていただきます(^^)

夜に輝くユニコーンガンダム-カウンセリングこころの羽・岡本撮影

 

◆多趣味の弊害

今年に入ってからの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響もあって、私自身としても「ストレス」の要因が例年と比べても多いと感じていました。

その状況を解消する目的もあって、今年に入ってから新たな「趣味」として始めたものも多々あります…。

元々やっていた趣味としては…

  • ・歌
  • ・ギター
  • ・ゲーム
  • ・ダーツ
  • ・漫画
  • ・アニメ
  • ・料理(パスタ限定)

あたりが中心でしたが、今年に入ってから…

  • ・バーベキューや焼き芋などの屋外調理
  • ・燻製
  • ・フェルティング(羊毛を使ったマスコットづくり)

を新たに追加したのです♪

その結果…

部屋の片づけが間に合わない状態に(苦笑)

まぁ、片付けてから「次」をやれば良かっただけの話かもしれませんが、そこはストレス対策としての趣味だったので「片付け」よりも「趣味を始める」方に優先順位を持っていたということも状況の悪化に拍車をかけたという自覚もあります。

その一方で、とくに自分の専有スペースが散らかっても家族を含め他者に迷惑がかかるわけではない…という状況だったため片付けのタイミングを先延ばしにしていたという傾向もありました(^^;

このあたりは共感してくださる方もいらっしゃるのではないでしょうか…?

様々な心理状態-笑顔と肯定的な表情が書かれたボード

◆片付けができていない時の心理状態

サラリーマン時代によく読んでいた本などでも「机の状態と心の状態は連動する」(=気持ちが乱れると机の上も片付かなくなる)「整理整頓ができる人は仕事もできる」などと紹介されていることをよく見かけましたが、実際に自分自身が片付けができない状況になってみると「確かに…」と思うことも少なくありません(苦笑)

片付けが上手く進まない状態の私自身の心境としても、やはり「問題点を見て見ぬふりする傾向」が出てしまっていたのかな…などと振り返ると感じてしまいます(^^;

そして、そういった傾向以上に大きな「問題点」として「時間汚染」と呼ばれる心理状態になっていたことがあげられます。

この「時間汚染」という状況は、「ゴールコンフリクト」(目標の衝突)が起きているときに発生すると言われている心理状態で、実際には時間が足りるような状況でも「時間が足りない」と感じやすくなるという特徴があります。

今回の私の例で考えると部屋が片付いていないことにより「部屋の片づけをしないと」という気持ちと「遊びたい、楽しみたい」という気持ちの両立が難しいと感じてしまうことにより「時間汚染」が発生し、実際には両立ができる状態だったとしても「時間が足りない」という焦りが生じ、その結果も重なってなおさら「部屋の片づけができない状態」になっていったのです…。

この時間汚染を感じている心理状態では、慢性的にストレスを感じることにつながるため、気持ちや体調にも悪影響を及ぼす可能性が考えられます。

部屋の片づけができないことによって「うつ病」になるということは少ないかもしれませんが、そのストレスの積み重なりによって場合によってはうつ病やうつ状態になるきっかけの一つとなる可能性も考えられるということなのです(汗)

行動するための心理状態

◆片付け後の心理状態

「片付け(整理整頓)」というテーマだと“片付けコンサルタント”さんや精神科病院の医師など、様々な立場の方がそれぞれの専門分野からその「効果」を書籍としても出版していたりしますが、実際に心理状態への影響も大きいのではないかと私自身も考えています。

実際に片付けをすることができたときの実感としても「やるべきことに集中できる」「動きやすくなった(物理的なスペースが確保できることで行動のストレスが減った)」「ものを見つけやすくなった(ストレス軽減、時間短縮)」「趣味を楽しむ余裕が増えた(時間的、心理的な余裕)」などが効果としてあったのではないかと感じています。

この「片付けの効果」としては、精神科病院の医師が「部屋を片付けると自律神経のバランスが改善する」と紹介しているなど、一般的なイメージや効果よりも大きな効果があるであろうことは明らかなのではないでしょうか。

人のこころは、顕在意識(普段意識している“考え”の部分)と潜在意識(普段意識していない本能的な部分)の2つの側面がありますが、部屋の片づけが完了したときには、とくに「潜在意識」が感じていたストレスが大幅に軽減されたような気がしています。

とは言え、部屋の片づけをするということ自体が心や体に負担がかかることであることも事実ですので、体調が悪いときや気分が落ち込んでいるときには無理をせずに「できるときにできること」を心掛けながら少しずつ進めていくことが大切かなと思います(^^)

あなたは、部屋の片づけが得意なタイプでしょうか?それとも苦手なタイプでしょうか?

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵

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