こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響もあってか、最近、珍しく肩こりを実感しています…(汗)
私の場合、もともと肩こりはほとんど感じたことがなく、サラリーマン時代に一日中デスクワークをしていても、それほど辛い肩こりに悩まされたことはありません。
それが、ここ数週間、「首や肩が固くなっているなぁ」と実感し、軽い頭痛もある状態に…
そこで今回は、いつもの日常を少し視点を変えて快適に過ごしていくための心理カウンセリング的発想を土台に「時間の使い方」「体調の管理方法」について一緒に考えていこうと思います♪
◆そもそも肩こりって…
肩こりは、筋肉や血流の関係が密接に関わっているようですが、「ストレス」が溜まることによって肩がこることも実際にあります。
このように考えると「心」と「身体」は表裏一体というか、密接に関わっているのだなと実感しますよね。
少し人生を振り返ってみると…肩こりを自覚したのは何歳くらいからでしょうか?
私の場合は、社会人になってからだったかと思いますが、幼少期に「肩こり」を実感したことはまったくありませんでした。
これは実際に「明確な理由」があるそうで、子供が肩こりにならないのは「無駄な動きが多いから」なのだそうです(驚)
自分に当てはめて考えてみても幼少期には走りながら腕を回したり…
(その方が速く走れるような気がしていました。笑)
よくわからない踊りをしたり…
(とくにリズムに合わせるでもなく、くねくねしていたような気がします。笑)
このような一見すると意味のない行動が良い結果につながっていたということになりますね。
◆肩こりの原因・カウンセラー岡本の場合…
最近の私の場合だと一定の姿勢でいることが多いことにより「肩こり」が悪化しているような気がします。
対面でのカウンセリングを担当させていただく場合には、カウンセルングルーム内に設置しているホワイトボードに理論の説明を書いたり、聴かせていただいたお話を「見える化」するために書き出したりと立ち上がって文字や図を書くことがあります。
その一方でオンラインカウンセリングを担当させていただく場合には、基本的にはパソコンの前に座り、カルテに記録を書かせていただきつつ、必要にお応じてZoomやSkypeの「画面共有機能」を活用して理論の説明や情報共有を行わせていただきます。
振り返って考えてみると身体を動かす機会自体が減っているんですよね(汗)
もちろん、カウンセリング も含めオンライン化の流れはコロナの影響もあって広がっていくと思いますので、この変化にあわせて自分自身の行動習慣も変化させていく必要があるのだと感じます。
また、最近だと「おうち時間」の充実を考えるなかで「動画の視聴時間」も長くなる傾向があると思います。
私も例外ではなく、一日平均で2時間以上はスマホ画面を見る機会があるのではないかと思いますので、その分、眼精疲労からの肩こりにも当てはまっているのかもしれません。
大人になるにつれて「無駄なこと」を減らして効率を求めるようになりがちですが、ある一定の視点からは「無駄なこと」でも視点を変えてみると「必要なこと」になるものなのかもしれません。
私も効率ばかりを求めるのではなく、「ムダ」に思えることであっても様々な視点から考えてみることから初めてみようと感じる出来事でした。
◆無意識を意識してみる大切さ
今回のテーマにさせていただいた「ムダなことを大切にしているか」という視点で考えると人によっては、心理カウンセリングの利用自体も「ムダ」に思えてしまう人もいるのかもしれない…と気づきました。
心理カウンセリングは、ご相談者さまと心理カウンセラーが1時間前後で対話、会話するなかで様々なヒントを見つけたり、新たな視点に気づくこと、自分は一人ではないのだと実感することが大切な「体験」になるのだと考えています。
これは、ご相談内容、お悩みの内容によっても変化する部分ですし、ご相談者さまの価値観や担当する心理カウンセラーとの相性によっても「どう感じるか」は変化する部分かもしれません。
もちろん、実際に心理カウンセリングを利用してみて「意味がなかった」とご相談者さまが感じた場合には我々「心理カウンセラー」としての実力不足という意味も含めて改善の余地や向上心を発揮してもっと成長することが必要なのだと思います。
しかしながら、心理カウンセラーの能力の高さも大切な要素ではありますが、実は「人と話すこと」自体が「無意識」に考えていたことを「意識」するきっかけになり、そこから気づくことは沢山あるのではないかと感じるのです。
身の回りに話を聴くことが上手な方がいて、その方に相談できるのであればお金と時間をかけて心理カウンセリングを利用する意味はないのかもしれませんが、相談相手がいない場合や相談内容によって身近な人には話せない場合には相談相手の選択肢の一つとして「心理カウンセラー」を加えていただけると気持ちが楽になる方が世の中にもっと増えるのではないかと考えています。
それこそが私たちカウンセリングこころの羽がスローガンとして掲げる「質の高いカウンセリングをもっと身近に。」につながるものであり、私自身の願いでもあります。
「心理カウンセリング」がムダだと感じる人にこそ、その「ムダ」に思える時間や体験が必要なのかもしれませんね(^^)
私自身も「ムダ」に思える身体の動きも意識しつつ、「こころ」と「からだ」のバランスをうまくとっていこうと思います♪
あなたは、「ムダに感じること」大切にしていますか?
『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵