札幌での新型コロナウイルス感染症対策を振り返る〜心理カウンセリングの視点では〜 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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札幌での新型コロナウイルス感染症対策を振り返る〜心理カウンセリングの視点では〜

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。

今日は久々に雪が降っている札幌…(汗)
暖かい日が増えてきているなかで冬に逆戻りしながら春に向かっていくことが雪国のこの季節の特徴かもしれませんね。

そんな中、北海道では3月19日に「緊急事態宣言」が終了したため、私が生活している札幌でも自粛ムードは和らいだ印象を受けています。

その一方で日本全国としては、まだまだ感染拡大に歯止めがきかない状態が続いていますので、北海道民、札幌市民としても油断してはいけない状況だと認識しています。

そこで今回は、「緊急事態宣言」時の札幌がどのように変化して、どのような課題が見えたのかを振り返ってみたいと思います。

(↓『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の近くにあるプリンスホテルでも敷地に雪が積もっていました。 撮影:岡本教兵)

雪が積もる札幌プリンスホテル-カウンセリングこころの羽岡本教兵撮影

◆意外と(?)素直だった北海道民(札幌市民)

政府の対策会議後の報告にもあったように北海道の「緊急事態宣言」は、新型コロナウイルス感染拡大防止という意味では一定の効果があったと評価されているようです。

その背景には、住民たちが「行動」を変容させたためという表現もありました。

実際に当時の状況を振り返ってみると、札幌市内中心部である「札幌駅」や「大通公園」などのエリアでも週末の人通りは非常に少なく、観光客が皆無に近い状態であることとあわせて住民の人数も通常の半分以下ではないかと感じる状況でした。

さらに「飲食店」などでも普段だと並んでいるようなお店でも待ち時間なしで入店できるなど過去に例のない状況が生じていたようです。

私自身の行動を振り返ってみると「週末」と限定されてしまうと一般的な「週末=お休み」ではなく、「週末=仕事(予約件数が一番多い日)」でしたので、外出自粛をすることは現実的にできませんでしたが、普段だと仕事帰りの楽しみにしている「買い食い」(コンビニでチキンなどをついつい買ってしまいます…照)も意識的に我慢していたり、仕事が終わったら買い物などはせずにそのまま帰宅するようなスケジュールで行動していました。

この状況を作った一つの要因としては、北海道知事である鈴木氏のコメントが非常に好感を持てる内容と姿勢であり、「今こそ、地域住民が力を合わせるときだ」と素直に感じられたからこそ…と感じます。

リーダーの発言というのは、企業でも政治でもとても大切なものですね…。
(私個人としては、鈴木知事の「責任は知事である私がとる。ということです。」という発言に感動に近いものを感じてしまいました…。)

他にも北海道としての「緊急事態宣言」直後に安倍首相からの「全校一斉休校」が発表されたことで「過去に例のない状態」だと自然と認識できたことも心理的には大きな影響だったかもしれません。

考えごとをしている休日の犬

◆具体的な休日の過ごし方は…

ここからは、私自身や私の家族の過ごし方について一例としてご紹介させていただこうと思いますが、「休日」は外出を必要最低限に心がけるようにしました。

具体的に言うと…
普段だと子供も連れて買い物に行く近所のスーパーでも妻と子供たちは車や自宅で待っていてもらい、マスク着用の状態で私一人で買い物。
車に戻った時点で除菌用のアルコールジェルで手指の除菌を徹底していました。

それだけでは、家族の気分転換が出来なくなってしまいますので、自宅で遊ぶことができるおもちゃなどは少し買い足したり、テレビや動画視聴の制限をいつもよりも緩和したり…といった工夫を行なっていました。

また、普段だと休日に「外食」することも妻の気分転換としては重要なものと認識していたので、節約も意識しつつですが、「宅配」で食べられるものなどを活用して外食による気分転換に近い体験を意識的に作りました。

こういった工夫をしていても、やはり「ストレス」は日頃よりも溜まりやすく、妻とも些細なことで小さな口論になった場面もりましたが、しっかり話し合うことでお互いのストレスを上手く解消できていたかなと感じます。

一番難しかったのが、子供のストレス対策です。

我が家は、子供が4歳、2歳とまだ幼いため、影響は少ない方だったと思いますが、それでも4歳の娘は昨年から幼稚園に通っているため、一斉休校のタイミングにあわせて休園となってしまい、急に幼稚園の友達や先生に会えない状態に…。

これは、幼稚園が大好きな娘にとっては、ストレスが大きい状況だったようで普段よりも「ワガママ」や「話を聞かない」場面が日に日に増えていったように感じます。

つい先日、卒園式で久々の幼稚園に行ってからは、その傾向が少し軽減されたので、娘の態度の変化は「ストレス」によるものだったのかなと感じています。

もちろん、単純に「幼稚園に行けないから」というだけではなく、親である私たちの「ストレス状態」や2歳の弟とのケンカなど、ストレスを感じるきっかけは普段以上に増えていたのではないかと思います。

本来であれば、家族揃っての休日は、動物園や水族館、小樽や千歳など近隣地域への小観光など「楽しむ」ことを意識している我が家にとっては、この新型コロナウイルス対策としての休日の過ごし方は、非常にストレスが大きい状況だったことは明らかでした。

健康の鍵

◆日常のウイルス感染対策は…

基本的に、我が家の場合は、私が一番、感染リスクが高い立場ですので、自宅に感染の可能性を持ち込まないことを強く意識していました。

『カウンセリングこころの羽』では、仕事中の除菌や換気はお客様に安心していただくためにかなり「徹底」していますので、それはそのまま私自身の感染対策にもつながっていると思います。

それとあわせて普段以上に意識したことは、帰宅時の対策です。

日常的に「うがい」「手洗い」は、帰宅後すぐに徹底してやっているので特に変化はありませんが、それに追加して「洗顔」(顔周りにウイルスが付着している可能性への対策)や「スマホのアルコール除菌」(画面などにウイルスが付着している可能性への対策)を行なっていました。

本当であれば、帰宅後すぐに「シャワー」に入って頭髪も洗ってしまい、着替えも完了できればかなり効果的なことは認識していましたが、平日の帰宅時間が遅めで「夕食」の時間が遅くなることを考えると…そちらの「健康リスク」への対策の方を優先して、先に食事を済ませてから入浴する流れではありました。

現時点でも健康に仕事ができているところを見ると、対策としては大きくは間違っていなかったのかなと感じます。

オンラインカウンセリングを担当する心理カウンセラー

◆緊急事態宣言によるカウンセリングルームへの影響は…

週末の外出自粛、不要不急の外出を自粛してください。との発表があった段階では、「あ…これは、キャンセルが続出するかな」と覚悟を決めたのですが、実際には、それほど大きな影響は生じなかったというのが正直なところでした。

もちろん、「キャンセル」もいつもより多かったと感じますが、『カウンセリングこころの羽』の場合は、オンライン(電話やSkype、Zoomなどのテレビ電話)によるカウンセリングも行なっているため、心配な方はオンラインカウンセリングへ変更という流れで上手く連携がとれていた気がします。

最近だとニュース番組内で「経済対策」に触れるときによく耳にしますが、「病気だけではなく、経済でも人は死ぬ」というのは本当にその通りで、金銭的な悩みや仕事の悩みがうつ病や抑うつ状態など「心の病」につながり、結果として命を落とす原因となることは残念ながら世の中には少なくありません。

そういった意味では、「カウンセリングルーム」にお越しいただくことは、「必要」であり、「急を要する」と多くのご相談者さまに判断いただいているのだと気持ちを改めて引き締めるきかっけになる出来事ではありました。

北海道も含め、まだまだ「解決」には時間がかかる状況ではありますが、今後も少しでもお役に立ちそうな情報は積極的に発信していきますので、日本国民、一緒にこの緊急事態を乗り越えていきましょう!

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵

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