あなたは加点タイプ?減点タイプ?【前編】〜心理カウンセリング視点で考える自己評価〜 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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あなたは加点タイプ?減点タイプ?【前編】〜心理カウンセリング視点で考える自己評価〜

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。

私たちが生活している札幌も含む「北海道」として新型コロナウイルス対策としての「緊急事態宣言」が終了しましたね(^^)

なんだか想像以上に嬉しいと感じている自分に少し戸惑っています(笑)

これは、無意識レベルで行動自粛の思考が強かった証拠かもしれませんね…(汗)

人は入ってきた情報を無意識に蓄積していき判断基準や行動の根拠にしたりしますが、今回の出来事もテレビなどを通じて政府や北海道知事から発表されている“内容自体”以上に過剰に捉えていた自分がいるのかもしれません…。

今回のブログのテーマは、この「無意識に蓄積された情報」についてです。

人の“価値観”は(疑似体験を含む)過去の体験によって作られていきます。

「親から言われたこと」だったり、「成功体験」「失敗体験」だったり、うつ病や気分性障害に限らず「闘病体験」というのも価値観に大きく影響することがあります。

これらの経験の中から「失敗しないための方法」(苦痛を避ける方法)や「自分にとって嬉しいと思えること」(快楽を手に入れる方法)を意識的、無意識的に選び取っていくことこそが「人生そのもの」なのかもしれません。

今回は、物事の捉え方という点で陥っている方が多い「落とし穴」についてご紹介してみようと思います(^^)

プラスとマイナスがある計算式-心の傾向のイメージ

◆ついついやっていませんか?“減点思考”

今回のブログのタイトルにもさせていただいた「加点タイプ」と「減点タイプ」は「加点思考」と「減点思考」という表現をすることも出来ます。

似たような考え方だと「プラス思考」「マイナス思考」や「ポジティブ」「ネガティブ」という表現方法もありますね。

内容としては共通する部分もあるかもしれませんが、今回は、あえて「加点思考」「減点思考」という表現で説明させていただこうと思います。

<加点思考の場合>

体験したことの良い面、プラスの面を意識するタイプ
出来なかったことよりも出来たことに目を向ける=成功を重視するタイプ
よく言うと「前向きな性格」悪く言うと「無責任」と捉えられてしまう可能性がある。

<減点思考の場合>

体験したことの悪い面、マイナス面を意識するタイプ
出来たことよりも出来なかったことに目を向ける=失敗を重視するタイプ
よく言うと「責任感がある性格」悪く言うと「後ろ向き」と捉えられてしまう可能性がある。

という風にお互い真逆の傾向性を持っていると考えることができますね。

誤解のないようにこの時点で補足させていただくと、今回のブログでは「加点思考」は優れていて「減点思考」が劣っているという話をしたいわけではありません。

あなたの中にある価値観や考え方が身についた背景を意識することで「過去の柵(しがらみ)」から解放されて「今を生きる」意識を強化するための方法をご紹介していこうと考えています。

これは心理カウンセリングの役割でもある「自分自身の傾向性に気づくこと」(=自己客観視)のきっかけ作りの一つです(^^)

どちらのタイプでもOKですし、変化させる必要もないかもしれません。

なぜ変化させる必要がないのか…については次回【後編】で書かせていただこうと思いますので、お時間がある時にでもご一読いただけると嬉しいです。

笑顔と肯定的な表情が書かれたボード

◆自己肯定感が低下しやすい“減点思考”

このような書き方をすると「結局、減点思考はダメなんじゃないか!」とお叱りをいただいてしまいそうですが…(汗)

否定したいわけではないのでご安心ください。

このブログの中でも度々、書かせていただいている「自己肯定感」(自分自身のことを認める気持ち、肯定的に捉える気持ち、“レジリエンス”という考え方もある)は、日常生活の中で感じる「ストレス」に対する耐久力とも関連する重要なポイントです。

自己肯定感が低いことが「悪いこと」というわけではありませんが、自己肯定感が低い状態だと周囲の目を過剰に気にしてしまったり、周囲が気にしていないレベルのことも「気になる」状態となりやすく、結果として自分自身の中でストレスを生み出していくことになります。

この状態を解消するためには…自分自身の自己肯定感を向上させる以外の方法は、周囲から与えられるストレスを減らしていくことになるのですが、「自分を変えること」と「他人を変えること」のどちらが難しいかというと「他人を変えること」の方が難しいと感じる方が多いのではないでしょうか。

もしも「自分を変えること」の方が難しいな…と感じた場合は、現状維持でもOKかもしれません。

周囲の人たちを変化させて、そちらからのストレスを軽減することで心のバランスはとりやすくなる可能性があります。

…と、ここで話を戻しますが、減点思考の課題としては、この「自己肯定感」が低下しやすいことになります。

例えば、「他人に対しては“減点思考”で捉えているけれど、自分自身に対しては減点していないよ。」ということであれば、今回の話は当てはまりません。

しかしながら、“減点思考”が身についている多くの方の場合は、自分に対しても相手に対しても減点=失敗したことを重視する傾向が強いと感じます。

この考え方自体は、一つの「傾向性」ですので、善悪、優劣はないのですが、ストレスを感じやすい、ストレスが溜まりやすいという特徴があることは見落としてはいけないポイント。

“減点思考”を維持するためには、ストレスケア、メンタルヘルスへの意識を高く持つことが必然なのではないでしょうか。

そうすることで、「辛い」「苦しい」という状況を軽減することができるかもしれません。

カウンセリングルームの選び方

◆~心理カウンセリング視点で考える自己評価~次回予告

今回のテーマは、非常に長くなってしまいましたので、続きは次回のブログで書かせていただこうと思います。

次回は、なぜ減点思考が身についてしまうのかということと減点思考や加点思考を日常生活の中でどのように活かすのかというポイントをご紹介させていただこうと思います(^^)

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵

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