“コロナうつ”にならないために〜コロナウイルス対策を心理カウンセリング視点で考える〜 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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“コロナうつ”にならないために〜コロナウイルス対策を心理カウンセリング視点で考える〜

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。

日本全国で新型コロナウイルス感染者数が1,000名を超えるなど、感染拡大が進む状況が続いておりますが、インターネット上では「新型コロナウイルスの影響による“うつ病”“うつ状態”」も話題になってきているようです…。

とくに札幌を含む北海道内では、「緊急事態宣言」も出ており、「災害」レベルの非日常に悩んでいらっしゃる方も増えているのではないでしょうか?

うつぶせの犬-うつ病のイメージ

◆そもそも「うつ病」の“きっかけ”って…?

「うつ病」や「うつ状態」とひと言で表現していても、その原因は十人十色です。

仕事やプライベートの人間関係で「うつ」になる方もいれば、病気の治療や手術などの影響で「うつ」になる方もいらっしゃるのは想像しやすいかもしれません。

そんな中でも共通する点としては、「ストレス」が原因やきっかけになって「うつ病」を発症することが多いという点です。

「ストレス」に対する考え方については、これまでもブログでご紹介しておりますので、すでに「知っているよ」という方も少なくないかもしれませんが、改めてご説明させていただくと…

「ストレス」は心にかかる「心理的ストレス」と体にかかる「身体的ストレス」の2種類があります。

「心理的ストレス」は、人間関係のすれ違いや価値観の違い、仕事や家庭、学校などでのプレッシャーなどによるストレスと考えることができます。

そして「身体的ストレス」は、ついつい見落としてしまいがちなものですが、長時間勤務やパソコンやスマホの利用に伴う目の疲れなど…一般的に「疲れ」と表現されやすいものが該当します。

これらの要因は日常的に複数が重なり「ストレス」として蓄積されていきます。

1つや2つであれば、日常生活のなかで自然と解消されたり、うまく気分転換できて忘れることができる場合が多いですが、大きな出来事や沢山の要因が重なる状況になると少しずつ蓄積傾向が強くなっていくことになり…。

その方の心の限界を超えた時点で「うつ状態」になる場合があるのです。

もちろん、それが急に「うつ病」と呼ばれるような「病気」の状態に発展するわけではないのですが、2週間以上「うつ状態」が継続するようになってくると心療内科や精神科病院では「うつ病」と診断される可能性が高くなってきます。

この「病気としての診断」については、「病院」が専門分野となり、心理カウンセリングでは専門外になってしまうためこの程度で割愛させていただきますが、「ストレス」に対する対策としては心理カウンセリングの専門分野です。

今回は、この「ストレス対策」という視点で最近の新型コロナウイルスとの関わり方を考えてみようと思います。

医療関係者の手

◆新型コロナウイルスへの対策で気をつけるべきメンタルケア視点

前述の通り、「うつ病」や「うつ状態」に陥る場合には、複数の「ストレス」が重なっている可能性が考えれます。

そして、「ストレス」が発生する代表例の一つが「環境の変化」です。

新型コロナウイルスに伴う「環境の変化」は、すでに「災害」のレベルに達していると感じますが、仕事に関わる変化を感じている「社会人」の方も休校の影響が大きい「学生」の方もそれらの変化からの影響が大きい「主婦」の方も…世の中全体で「環境の変化」が広がっていることも新型コロナウイルスによる大きな影響の一つかもしれません。

心理カウンセリングの視点では、環境の変化が大きいということはストレスが大きいと考えることができます。

仮にこの変化によって日常のストレスが軽減されるような状況であれば、うまくバランスをとれる可能性もありますが、日常のストレスはそのままなのに「環境の変化」が重なってしまうと…ストレスの許容範囲の限界を超えてしまい「うつ状態」につながる可能性が高くなります。

実際にテレビニュースなどでも小中高の「全校休校」などによる影響で日常生活が変化したことによりお子さんもストレスを感じる状況になっていることが話題になっています。

さらにその影響でお仕事を休まざるを得なくなっている方や家事や育児の増加による影響を受けている方など、普段以上にストレスを感じる機会が増えていることも最近の傾向ではないでしょうか。

また、新型コロナウイルスの「感染予防」に対する価値観の違いで夫婦喧嘩や親子喧嘩を体験した方も少なくないかもしれませんね(汗)

インターネット上のニュースでも「渋谷に東京近辺の中高生が集まっている」という記事を見かけたことも今回の新型コロナウイルス対策が世代や立場によって認識の違いが大きいことを感じる内容でした。

標識-ストレス-成功

◆屋内(自宅)でもできるストレス解消を考える

「こころ」と「ストレス」の関係は、「コップ」と「水」のようなものです。

コップに溜まる水の量が増えるのであれば、その水を減らす機会を増やすことで「溢れる状態」(ストレスの限界を超える状態)を防ぐことができます。

そのためには、行動制限が生じている期間の過ごし方を工夫してみることが大切。

ただ「家で大人しくしている」という捉え方よりも「普段の疲れを解消する(ゆっくり休む)」という捉え方の方がストレスが減ることにつながりやすいと考えられますし、「外出できない」という捉え方よりも「家の中のことをじっくりできる」という捉え方の方がストレスは溜まり難いと考えられます。

このように現状の捉え方自体を意識的に調整しながら、ストレスを感じにくい状態を作ることもポイントです。

また、家の中でできるストレス解消方法でオススメなのが「整理整頓」と「料理」です。

部屋が片付いていくことや持ち物をシンプルにしていくことは「自律神経のバランスを整える」と精神科の医師も推奨している方法となりますし、「料理」については、「義務的」な意味合いではなく「楽しむ」目的として行ってみるとストレス解消効果が高くなります。

イメージとしては、幼い頃にやっていた「おままごと」の延長という感じや「実験」という感じで、あえてレシピを見ないで色々と試してみることもポイントです。

料理は、脳科学の分野での「脳トレ」の中でも度々紹介されている有効な方法ですので、「自宅にいてもやることないな…」と感じる場合には、お子さんも巻き込んで料理を楽しんでみることも上手なストレス対策かもしれません(^^)

外的な要因で行動を制限されると、それだけでもストレスが溜まってしまうもの…あなたなりのストレス解消方法を見つけてこの緊急事態を乗り切りましょう!

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵

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