選択肢があることの大切さ〜心理学の視点でコミュニケーションや子育てについて考える〜 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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選択肢があることの大切さ〜心理学の視点でコミュニケーションや子育てについて考える〜

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。

少し前になりますが、子育て支援系のテレビ番組でイヤイヤ期の子育てをどのように乗り切るかというテーマでの放送がありました。

私自身も4才と2才の子育て真っ只中なので、ついつい気になって見てしまいましたが…お母さんたちの悩みに「確かに我が家でも同じような状況がある!」と思わず共感していました。

日々、新しい出来事との遭遇となる「子育て」において“目安”や“ヒント”となる情報を知っておくことはストレス対策としても非常に大切ですよね。

そこで、今回は、子育てや人間関係における考え方のうち心理カウンセリングのなかでもお話している“ヒント”を少しご紹介してみようと思います♪

双子の子供

◆これは子供だけに当てはまること?

子育てに関する“ヒント”は、視点を変えてみると「部下指導」や「大人同士の関わり」にも当てはまるものが非常に多くあります。

先日、私が視聴した番組では、イヤイヤ期(2歳前後に自我が強くなり始める時期)における「注意の仕方(指示の仕方)」を中心にしていました。

子供がワガママのように「◯◯じゃないと嫌だ!」と感情的になっているときに「◯◯しなさい!」と叱ると逆効果になるということで…命令口調ではなく、一度、子供の気持ちを受け止めてから子供に対して選択肢を与えてあげるとスムーズに言うことを聞いてくれる可能性が上がるというのです。

具体例でいうと「この服着なさい」と指示をしてしまうと、子供は「嫌だ!」と返答してくる場合があります。

これを…「赤い服と白い服、どちらが良い?」と聞いてあげると「う〜ん…こっち!」と選んでくれるというのです。

我が家でも早速試してみましたが…すべての場面でうまくいくわけではありませんでしたが(笑)それでも、指示を出すかたちで伝えるよりもスムーズだと実感しました。

この話も子育てだけではなく、部下指導や大人同士の関わりにも当てはまると感じます。

実際に選択肢のない「指示」をこなす状況を心から楽しいと感じられる人は少ない気がしますよね?(汗)

それであれば「AとB、どちらが良いと思う?」「じゃあ、そっちからやってみて」という流れの方がストレスを感じにくいのではないかと思います。

これは子供の場合と共通で「自分で決めている」から。

人に決められたことよりも自分で決めたことの方がストレスを感じにくい傾向が人にはあります。

それを上手く活かした関わり方が「選択肢を与えること」なのかもしれませんね。

選択肢-矢印

◆自分自身にも選択肢を与えていますか?

ここまでは、他者に対しての考え方で書いてきましたが…自分自身に対してはどうでしょうか?

私自身の人生を振り返ってみると選択肢を減らしていったときに辿り着くのは、いつも「うつ病(うつ状態)」でした。

あの当時は、選択肢は逃げ道だと思っていましたので、逃げ道をなくすことで前に進むしかなくなる。

意思の弱い自分をコントロールするためには選択肢を減らさなきゃいけないと思い込んでいました。

高校3年生の頃も選択肢を自ら減らしていく私に対して担任教師は、「選択肢は多い方が良いぞ」「あとで後悔するから、もっとちゃんと将来のことを考えろ」と言ってくれていたのですが…当時の私は「将来はプロミュージシャンになると決めているので大丈夫です」の一言で、先生からのアドバイスを聞き入れることはありませんでした。

その数ヶ月後に将来への不安で「うつ状態」になったのですから、笑い話にもなりませんよね(汗)

私の体験は、ほんの一例ですが…それでも選択肢を増やしておくことはこころの安定や安心感に繋がります。

「今、目の前に選択肢が少ない」と感じたときには、心理カウンセリングでカウンセラーと一緒に話し合うことで選択肢を増やしてみるのも現状を抜け出すヒントになるかもしれません。

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵

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