こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店』の小田です。
お正月にいつもより食べ過ぎて、少し胃もたれしています。
昨年、職場の忘年会に参加しない「忘年会スルー」という言葉が話題になりました。
NHKでも、「会社の飲み会は面倒」「お金を出すなら一緒に行って、楽しい人と飲みたい」「気を遣う時間があったらゆっくりしていたい」という声が取り上げられていました。
もはや新年会は、スルーというより、やらない会社の方が多くなっているかもしれませんね。
秋に、泊まりで観楓会に行って、幹事をやっていた若手時代が懐かしいです。
私、下見とか行っちゃうタイプでした。ハイ。
何か話題になったこと、ちょっと気になったことは、スマホで調べるとすぐに結果が表示されるので、何となく答えを見つけた気分になりますよね。
先日、ふと『うつギフ』って入力したらどうなるんだろうと思って、検索してみたところ…
↓↓↓こうなりました。
トップに表示されるではありませんか!
岐阜にある精神科より上に表示されるのが、ちょっと嬉しい(*´∀`)♪
〜うつがギフトなんてまだ言えない〜、略して『うつギフ』という表題は、
「これまでの自分の考え方だと、うつ病になったことで気がづいたことや出会った人も多いから、これはギフトだったんだと意味付けを行うことが多かったけど、そんなことを思えないくらい今は苦しいし、そんな考え方自体、今はしたくない。
苦しいものは苦しいし、あとあといい感じになんて、できなくてもいい。
いつかギフトだったと思える日が何年後かには来るかもしれないし、ずっと来ないかもしれない。それでもいい。
うつがギフトなんてまだ言えないし、言わない。」
という思いから、闘病中にふと思い浮かんだ言葉でした。
何かを参考にしたわけではなく、本当にフッと降りてきた言葉でしたが、人間が考えることには、ある程度共通点があります。
きっと、インターネット上には『うつギフ』という言葉がたくさんあるだろうと思っていましたが、意外とありませんでした。
『うつギフ』を読んで、少しだけ気持ちが楽になる人が増えたら嬉しいなぁと新年らしいことを思うとともに、2020年の「新語・流行語大賞」50語くらい?に入りたいという野望も生まれました。
みなさん、試しに『うつギフ』と検索してみてください。
ちなみに『うつギフト』『うつ ギフト』など、様々なパターンで検索してみた小田です。
◆検索ワードは心の声
うつギフの前身である『うつ病体験記』の第1話で、闘病直前の検索ワードについて、このように書きました。
コチラ→
では、闘病中に検索した言葉は、どのような言葉が多かったと思いますか?
1位【無気力】【気力がない】【やる気】
2位【何もしていない 疲れる】【倦怠感】
3位【本当の性格】【性格】
あくまで、私の記憶の中でのTOP3で、正確ではないかもしれません。
これらは全て、闘病中の私の疑問の大きさをそのまま表しています。
なぜ、こんなに無気力なのが長く続くの?
どうしてやる気がでないの?
なぜ、何もしていないのに、こんなに疲れるの?
疲労感って何?体の色々な場所が痛いのはどうして?
うつになると、性格が変わるの?
私が思っていた性格って、違ってたの?
本当の性格って何?
◆答えは自分の中にしかない
検索ワードって、自分以外の誰かに見せることを想定してないですよね。
こんなこと聞いたら恥ずかしいかなとか、そんなこと聞いてもしょうがないよね、という検索ワードでも、スマホという機械になら、ありのままに打ち込める安心感があります。
【無気力】【気力がない】【やる気が起きない】ことが、自分にとって、「ありえないこと」「今までなかったこと」「あってはならないこと」という思いがそこにあったのです。
みなさんの最近の検索ワードは何ですか?
そこに、何らかのヒントが隠れているかもしれませんね。
『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店』小田真実