どのタイミングでベルを鳴らすべきですか?~時代の変化と札幌での出来事~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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どのタイミングでベルを鳴らすべきですか?~時代の変化と札幌での出来事~

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』のスタッフ小田です。

突然ですが、いつから日本はこんなによそ見大国になっちゃったんでしょうね。
私は、自転車に乗ることが多いのですが、若者からビジネスマンまで「1億総歩きスマホ」という感じで、歩きながらよそ見をしている人が多いなぁと感じるのです。中には、初めて行くお店付近で地図アプリを確認しているというような「まぁ仕方ないよね。」という場合もあると思います。そういう人は立ち止まってきょろきょろしているので、それほど危険性はないと思いますが、明らかに歩きながらメールを打っていたり、何かのサイトを歩きながら見ていたりして、急にフラフラし出すので、歩道と一体となった自転車道を通行する際に危ないなと感じることが多々あります。

自転車道が作られている車道もありますが、かなり幅が狭く、自動車と接触しそうです。自転車大国オランダのように、専用の自転車道が整備されればよいのですが、1年の3分の1が雪で覆われる北海道においては現実的ではないかもしれませんね。

私の趣味は、海外旅行ですが、ある国に旅行した際に、感心したことがあります。歩道を歩いているときに、かなり後ろの方から自転車のベルが「♪チリンチリン~♬」と聞こえてきて、歩きながら「あ、後ろの方に自転車がいるんだな。」と気づくことができました。この「かなり後ろの方から」ベルを鳴らすというのがいいなぁと思うわけです。

すぐ後ろでベルを鳴らされると、びっくりするのと同時に、「なんで私が邪魔なのよ!歩道なんだから歩行者が道路の真ん中歩いたっていいでしょ!」という気持ちになっても不思議はないと思うのです。これがかなり後ろの方からベルを鳴らされると、ベルを鳴らしている「対象者」はいないけど、「もうすぐ自転車が後ろからやってくるのね」という覚悟ができて、不意の進路変更をせずに後ろに注意を払いながら歩けるのです。

うまいベルの鳴らし方ができれば、自転車と歩行者との間の見えないコミュニケーションがはかれると思うのですが、いまだうまいタイミングで鳴らせたことがありません。
ちょっと振り返ってみてください。最近、自転車のベルを聞いたことがありますか?
自転車のベルを遠くからさりげなく鳴らす文化が根付いていない国で、その文化を根付かせる意味でベルを鳴らしたいけど、なんとなく照れくさくてできないジレンマを抱える小田でした。

『カウンセリングこころの羽』小田真実

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