【うつギフ】カーテン開けてみようかな〜北欧的冬季うつ対策〜 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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【うつギフ】カーテン開けてみようかな〜北欧的冬季うつ対策〜

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽』のスタッフ小田です。

小田の特技は、メモを取ることです_φ(・_・ガリガリ
うつ発症前は、ほぼ毎年、海外旅行に行くことが趣味で、海外旅行中に、現地ガイドさんから聞いた話を「新聞記者なみ」にメモっていました_φ(・_・ガリガリガリ

ただ、そのメモをちゃんと読めるように書き起こし、ブログにして発信する…というようなことは全くありませんでした。そこまで開いた性格でもなく、なんとなく面倒だったんですよね。友人や上司からオーダーがあった時に、その国の情報をご披露するくらいで自己満足していました。
せっかくなので、今後、ひっそりとこちらでプチ情報と写真を披露させていただこうと思っています。

まずは、下の写真をご覧ください。照明に小鳥が付いているんですよ。とてもオシャレだと思いませんか。この際、小鳥部分にホコリがつきやすくて掃除が大変そうという現実面は置いておきましょうね。

北欧の鳥の照明-冬季うつ対策

(北欧の小鳥の照明  小田撮影)

◆冬季うつと日照時間

これは数年前にデンマークの現地ガイドさんから聞いた話です。デンマークの冬は、雪がなくてずっと暗いので、冬季うつ病になる方が多いそうです。

「冬季うつ病」は季節性感情障害(SAD)に分類されるもので、季節の変化によって引き起こされるうつ病の一種です。10〜11月頃に憂うつな気分が始まり、2〜3月頃に気持ちが快方へ向かうという特徴があります。

①パンやご飯、甘いものが無性に食べたくなり、体重が増える
②普段より睡眠時間が長くなってしまい、朝起きられなくなる
③一日中、横になって過ごしたいくらい、何をするにもおっくうになる
④以前ならやれた仕事をうまく処理できない
⑤考えたり、集中する力が明らかに落ちる

このような症状が秋から冬にかけて頻発するようであれば、冬季うつ病を患っている可能性があると考えられています。①②だけなら、毎年そんな傾向はあったかもと振り返る小田です。タオルケットから厚地の毛布に変わる頃、ぬくぬくして朝起きるのが辛くなりませんか。収穫の秋を迎える北海道では、食べ物が美味しすぎて、秋太りモードになりますが、「まぁ、これから寒くなることだし、しょうがないよね。体も脂肪を蓄えているということで…」と思っていました。

冬季うつ病は、①②の過食や過眠の症状が特に強いのが特徴的です。
冬季うつ病の主な原因は日照時間の減少にあると考えられているため、極端に日照時間が少ない北欧では、人口の約10%が冬季うつ病に罹るという統計もあるそうです。

北欧の照明-冬季うつ対策
(北欧のキラキラ照明  小田撮影)

◆そろそろランプを付けましょう

デンマークでは10月くらいになると、素敵なランプが新商品として発売されて、「そろそろランプを付けましょうね」とテレビCMが入るそうです。私が北欧を訪れたのは夏の百夜の時期だったので、夜でも明るい空を見上げながら「こんなに明るかったら、なんだか眠る気にならないんじゃないかな」と不思議に思った記憶があります。

日光に当たることが何よりも重要という考えの人が多く、夏の間は積極的に日光に当たるので、皮膚ガンの発生率も高いそうです。私は、日光=シミになりそうとUVケアに躍起になっていますが、北欧の人にとっては、日光は貴重で、長い冬を迎える前にたくさん浴びておきたいのかもしれませんね。

北欧では、照明だけを扱う路面店や家具専門店が数多くありました。北欧家具が素敵なのは、長い冬を家の中で快適に過ごすためなんだなぁと街ブラしながら実感した小田です。

長い冬に向けて、素敵な照明があったら、気分はちょっと上がるのかなぁ。でも小鳥の照明、結構高かったんですよ…((((;゚Д゚)))))

まずは手軽に、朝起きたらカーテンをソロリと開けて、日光をちょこっと浴びてみますか。

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』小田真実

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