こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』の岡本です。
本日は、研修で東京・お台場に来ています。
あなたは、物事の判断を迫られた時に何を基準に判断をしていますか?
例えば…
〇〇さんが言っていたから
今までも〇〇だったから
〇〇すると大変そうだから
などなど
様々な考え方があると思います。
もちろん、どの考え方が間違いで、どの考え方が正解、と言うような絶対的な基準が存在しているわけではありません。
実際に歴史を振り返ってみても、その当時は「正解」とされていたことが後に「間違い」と変わることもよくあります。
勝利者が歴史を作る
これも有名な表現だと思いますが、例えば戦争があった時に勝利した者が自分たちの都合が良いように歴史自体を書き換えてしまうというものですね。
私は、政治家でも評論家でも無いので、これまでの歴史に対して意見を言うつもりは全くありませんが、人類の歴史においてこういったことは、ごく当たり前に起こるということ。
このことを理解した上で歴史を学ぶことは広い視野を得るためには、大切なのかも知れませんね。
現代とは価値観の違う法律
例えば、『優生保護法』と言う法律が昔ありました。今では、『母子保護法』と言う別の法律へ移行していますね。
その内容や評価については、ここでは敢えて割愛させていただきますが、私が感じる日本における「メンタルサポート」の敷居の高さは、優生保護法を前提として成り立っていた価値観の上に形成されているようにも感じます。
もちろん、法案として成立した時代には「必要」だから成立したのだと思います。そして、時代が変化し、人の価値観も変化する中で「必要」が無くなった、若しくは「合わなくなった」から変化していったのだと思います。
このことは、先人たちの葛藤や努力の結果によるものだと思うので、正解も不正解も無いものと感じます。
ただし、こちらも「そのような価値観の偏りがある可能性」については、しっかり考えてみる必要はあるのかも知れません。
では、何を基準に考えるべきか
これは、前述のとおり正解があるわけではありませんし、間違いが決まっているものでもありません。
あくまで一つの選択肢として今回のブログを書かせていただいています。
そのうえで今の私が考えているのは・・・
「誰が言ったか」や「何が正しいか」よりも
「自分がどうしたいか」が重要では無いかということです。
もちろん、その時の状況や背景によって、思うように出来ないことは多いのかも知れません。
または、立場によってできる場合と出来ない場合もあるかも知れません。
それでも「自分がどうしたいか」を意識することは凄く重要だと感じます。
この考え方自体は、カウンセリングにおける考え方とも少し違うかも知れませんが、「自分がどうしたいか」を意識した上で、そのことを冷静に考えてみたり…
なぜ、そう思ったのか
なぜ、できないと考えてしまっているのか
など様々な質問を投げかけてみることに「あなたらしさ」が見えてくるのかも知れません。
「自分を変えたい」という考え方は、誰しも一度は考えたことのあるテーマかも知れません。
でも、もしかすると、そもそも「自分」が何なのかが分かっていないからこそ浮かんでいる考えなのかも知れませんね。
あなたは、「自分がどうしたいか」しっかり意識できていますか?
P.S.
本日から3日間、東京でとある研修に参加させていただいております。
その影響で頭の中が哲学モードです(笑)
私自身、「答え」が分かっているわけではありません。
でも、この「自分がどうしたいか」の問いかけが今までの人生やこれからの人生につながるヒントになるような気がします。
こういったテーマは、自分一人では考えが進まないこともありますよね?
そんな時には、お気軽に『カウンセリングルームこころの羽』で心を軽くしてみてください(^^)
『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵