自己肯定感を高めるとは〜心理カウンセリングの視点から考える自己肯定感〜 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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自己肯定感を高めるとは〜心理カウンセリングの視点から考える自己肯定感〜

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングこころの羽・札幌本店』の岡本です。

あなたは「自己肯定感」という言葉を耳にしたことはありますか?

巷でも度々、心理学関連の書籍が話題になることもあるので、どこかで目にしたり耳にしたこともあるかもしれませんね。

今回は、この「自己肯定感」について『カウンセリングこころの羽』で大切にしている考え方をご紹介させていただきます♪

自分と向き合う女性

◆そもそも自己肯定感って?

自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。(wikipediaより)

辞書的な意味合いだと「自分自身のこと(価値や存在意義)を肯定的にとらえられる感情」ということになりますが、言葉の意味は理解しやすくても実践していくことにはテクニックが必要だと感じます…。

実際に心理カウンセリングへご相談にいらっしゃるご相談者さまの多くが「自己肯定感の低さ」に悩んでいらっしゃると言っても過言ではないほど、札幌市内に限らず“現代”の多くの日本人にとって重要な“課題”の一つなのではないでしょうか。

これは、もしかすると日本人の民族性というか国民性のようなものも影響しているかもしれませんが、私自身も幼少期を振り返ってみると両親よりも祖父母…と年齢を遡るにつれて「自分を褒める」なんて恥ずかしいという価値観が強くなっていくような印象を受けたことがあります。

我が家では、自分たちの子供のことを「褒める」ことが多いのですが、これを祖父母宅でやったときに「恥ずかしいから外では言わないようにしなさいよ」と苦言を呈される場面もありました(汗)

このあたりの話は、個人個人で価値観が異なる部分ですし、異なっていてOKだと思います。

その一方で、幼少期に「承認された(褒められた)」という記憶が明確にあるかないかによっても成長した後の「自己肯定感」に影響が出る場合が多いため重要なポイントだと思います。

ここで大切にしておきたいのが、自分自身も親やその上の世代の方々からの教えが意思決定やセルフイメージへ影響している可能性があるということです。

自分を認めることを「恥ずかしい」と感じたり、「抵抗感」を覚える場合には、「これは、本当に自分の価値観なのか?」「誰かに言われたことの影響を過剰に受けている可能性はないのか?」と自問自答してみることも大切かもしれませんね。

原因不明-ドア

◆自己肯定感が大切な理由

人の心を図式化した理論の中でアメリカの心理学者アブラハム.H.マズロー氏が提唱した『自己実現理論』というものがあります。

この考え方は、ブログの中でも何度かご紹介してきましたので、「見たことがある!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、「自己肯定感」の説明をするときにも非常に分かりやすい理論だなと考えています。

自己実現理論-欲求のピラミッド

この理論の上から2段目に「尊敬、評価の欲求」という段階がありますが、このなかには「自尊心」「自信」「達成感」「尊敬(されている自覚)」が含まれます。

誤解をされやすい部分なので少しだけ補足させていただくと…
心理カウンセリングのなかでこの理論をご紹介すると「じゃあ、上の段階になっていない自分はダメなやつなんだな…」「すごい人は上の欲求になっているんだろうな」などと他者との比較を前提にイメージしてしまう方もいらっしゃいます。

ですが、私が考えている『自己実現理論』の活用方法は、他者との比較に使うことではなく、「自分自身で“欲求”(モチベーション)をコントロールするためのヒント」としての使い方です。

「なんだかやる気が出ないな…」と感じるときに自分自身の欲求で「満たされていないもの」が何なのかを自己分析してみる。

そこにモチベーション維持のヒントが隠れている可能性があります。

実際に心理カウンセリングのなかでも大切にしている理論の一つですので、自分自身では「よく分からない」と感じた場合には、『カウンセリングこころの羽』の在籍カウンセラーに相談してみてください(^^)

…と自分たちの宣伝は、ほどほどにさせていただいて(笑)本題です。

「自己肯定感が低い状態」だと、この「尊敬、評価の欲求」が満たされない状態となり、夢や目標を想像しやすく、問題や課題に向き合う意欲が沸きやすい段階である「自己実現」の段階に気持ちがあがりにくい状況となっていくのです。

これこそが「自己肯定感」が重要な理由であり、多くの方が抱えている課題の裏側です。

もちろん、このことが分かったからといって急に「自己肯定(自己承認)」が突然上手になるわけではないと思いますが、自分自身の気持ちの裏側にある「根拠」や「原因」のような部分に気づくと、そこから変化が生まれます。

日常生活で思うようにいかないことが続く場合には、「自己肯定感」が下がっていないか確認してみることも解決への近道かもしれませんね(^^)

『カウンセリングこころの羽・札幌本店』岡本教兵

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