ネプチューン名倉さんの休職から考えるうつ病対策 | 札幌のカウンセリング こころの羽

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ネプチューン名倉さんの休職から考えるうつ病対策

【働き盛りの“うつ病”は何故…?】

こんにちは。札幌市にある『カウンセリングルームこころの羽』の岡本です。

先日、ネットの記事を読んでいて気になる内容を見つけました。

“お笑いグループ「ネプチューン」の名倉潤さん(50)が「頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア」の手術によるストレスが要因でうつ病を発症し、リハビリのため8月1日から約2ヶ月間休養する。”

私自身、人生を振り返ってみると学生時代から「ネプチューン」さんのテレビ番組はよく視聴していましたし、名倉さんのご活躍を目にする機会が多かった世代ですので、どこか衝撃のようなものを感じてしまいました(汗)

そこで今回は、「ネプチューン名倉さんの休職」から、カウンセリング視点を土台にしながらうつ病対策について考えてみようと思います。

テレビを観る少年

◆効果的なうつ病対策

効果的なうつ病対策は、少し違った見方で考えると効果的な「うつ病予防策」にもなります。

『カウンセリングルームこころの羽』が重要視しているポイントは、「ストレス」を正しく認識すること。

これは、「何がストレスになるのか」ということも含みますし、「どれくらいストレスが溜まっているのか」という現在の心理的な状況も含みます。

ストレスには、「心理的なストレス(心にかかるストレス)」と「身体的なストレス(体にかかるストレス)」の2種類があること。

そして、それらは「一つのコップ」に溜まる「水」のようなものであることはこれまでもご紹介させていただいたことがありますが、知らず知らずのうちにコップから水が溢れるくらいに溜めてしまうと…

人は「自分自身をコントロールすること」ができなくなってしまうことがあります。

この「コントロールできなくなった状態」が悪化した場合、心療内科や精神科病院で「うつ病」や「うつ状態」と診断される可能性が高くなるのです。

それを避けるためには、やはり「ストレスを溜めないこと」&「ストレスを解消する方法を身につけること」が重要となります。

とは言え…そもそも「ストレス」に気づけていないことがうつ病やうつ状態になる一因の場合もありますので、今回は、「一般的なストレスに対する認識の落とし穴」を3つご紹介させていただきます。

水が注がれるコップ

◆一般的なストレスに対する認識の落とし穴①

「好きな仕事をしているからストレスは少ない」

これは、経営者や役員、管理職クラスの方にも当てはまりやすいことですが、仕事が好きならストレスなんて溜まるわけないでしょ?という考え方です。

あなたは、どのように感じますか?

「そうだ!ストレスなんて感じるわけがない!」と考えているとしたら…すでに落とし穴が目の前まで迫っているのかもしれません(汗)

仕事をしている男女

◆一般的なストレスに対する認識の落とし穴②

「人間関係に問題がないからストレスは少ない」

これは、前述した「心理的ストレス」のみをストレスと意識していて「身体的ストレス」に気づかないパターンの思い込みです。

体が疲れると不思議とイライラしやすかったり、落ち込みやすいという体験はありませんか?

それこそがまさに「身体的ストレス」が溜まった結果、「心理ストレス」に耐える余裕がなくなっている状態です。

体の疲れ-バーベルを持つ男性

◆一般的なストレスに対する認識の落とし穴③

「自分は、ストレスに強いタイプだから大丈夫」

例えば、一般的に「意識が高い」といわれるタイプの方は、セルフイメージとして「自分は大丈夫」と思っているかもしれません。

その考え方自体は、間違っていないと思うのですが、「ストレス」の特徴として「環境の変化」=「ストレス」となることが多くあることは意識しておく必要があります。

つまり、自分自身で意識していなくても仕事環境の変化や親の介護、人間関係のトラブル、病気(心の病気というよりも体の病気)などが重なると、誰にでも「うつ病」になる可能性があります。

粉々に割れたガラス

◆ネプチューン名倉さんの休職について考える

このニュースが印象的だったことが今回の記事を書くきっかけとなりましたが、名倉さんがストレスに対してどのように考えていたかは分かりませんので、あくまで客観的な予測となりますが…

芸能界という競争が厳しい業界、お仕事の中で「手術」をする必要が発生したことで心理的な負担が発生した可能性が高いこと

「手術」に伴い発生した「想像したとおりに動けない状態」が更にストレスを発生させたこと

これらの状況が重なって休職する必要があると診断されることになったように感じます。

「うつ病」や「うつ状態」になったときには、過去のことを振り返って後悔したり、落ち込んだりしやすいことが様々な研究で判明しています。

そして、回復したときには脳の中でも「過去」ではなく「今」のことを考える部分が活発に働いているのです。

ぜひ、名倉さんにはお休み期間をゆっくり過ごすことで、「今」のことを考える余裕をつくっていただき、元気な姿を見せていただけると私たち視聴者としても嬉しいですね。

『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵

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