こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』の岡本です。
9月22日(土)に引き続き、昨日9月23日(日)もセミナー講師を務めて来ました。
場所は札幌エルプラザ(札幌市北区北8条西3丁目)です。
正直なところ、初日よりも綺麗な教室でちょっとテンション上がっちゃいました(笑)
今回のセミナーは「恋愛」をテーマに・・・と言うことだったので、主催者側と相談して男性向けの日程と女性向けの日程を分けて実施させていただきました。
「恋愛」と聞くと、若い頃は、なんだか照れてしまう話題でしたが、20代、30代と年を追うごとに人生に関わる重要なテーマだなぁと言う実感を持つものですよね?
私自身も離婚を経験していますので、恋愛について真剣に考えたことが何度もあります。
恋愛相談を受ける時に感じることは、「恋愛=心のぶつかり合い」だと言うこと。
どちらかが弱い心の状態だとぶつかり合った時に折れてしまったり、不安が大きくなって逃げてしまったり…
実際の相手が「どう思っているか」よりも「こう思われているのでは…」と言う不安の方が頭の中を支配してしまうものですよね。
本当は、一歩踏み込んで「どう思っているか」を聞くことが解決に繋がるのだけれど、その一歩を踏み込む勇気がなかなか持てない。
そんな経験をしたことがある方は、多いのでは無いでしょうか?
恋人同士の時も、夫婦になった後も、相手の本心を探ることは、凄く勇気がいることかも知れません。
そんな時にカウンセリングを上手く活用していただくと、ある程度は相手の心境をイメージすることができるのでは?と感じています。
そもそも心理カウンセリングは、どんなものかと言うと…
ひと言で言うと「見えない心を見えるようにする」ものだと私は考えています。
人の心は見えないものに対して「恐怖」や「不安」を感じます。
幼い頃に夜が怖かったのも、暗いこと自体が怖いのでは無くて、暗くて「見えないこと」が怖かったのかも知れませんね。
それと同じような状態が人の心には起こります。
そんな状態のときに、心理学や脳科学の理論をヒントにあなたの心やあなたの周囲の状況を明るく照らしてみる。
そうすることで不安が軽減されたり、進むべき道が見えやすくなる。
カウンセリングには、そんな効果があるのでは無いかと感じます。
現代社会は、スマートフォンなど便利なものが普及した分、直接会って話す機会よりも間接的に人と関わることの方が多い時代かも知れません。
そうすると色々な不安が「想像の中」で大きくなってしまって、結果として現実でも悪い方向に進んでしまう。
そんな悪循環を抜け出していくためには、第三者の意見を聞いてみることや自分自身の心を客観的に見つめてみることが有効かも知れませんね。
『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵