カウンセラーが考える効果的な夏休み~メンタルケアになる休み方と疲れる休み方の違い~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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カウンセラーが考える効果的な夏休み~メンタルケアになる休み方と疲れる休み方の違い~

こんにちは。札幌市にある『カウンセリングルームこころの羽』の岡本です。

お盆も過ぎ、学生の皆さんも夏休みが終わる時期でしょうか?

『カウンセリングルームこころの羽』は、お盆時期も休まず営業させていただきましたが、私自身は、少し早めに夏休みをいただいておりました(^^)

一般企業の夏季休暇と比べれば少ない日数でのお休みでしたが、基本的に年中無休に合わせて行動している日常と比べれば良いリフレッシュになる休暇でした♪

そこで今回は、私が意識している「効果的な休み方のコツ」も交えてご紹介させていただきます。

人それぞれ異なる方法

◆年代によって違う効果的な休み方

サラリーマン時代にお世話になった上司が言っていたことの中で今でも印象に残っているのが「20代と30代で休みに対するイメージが変わった」というものです。

その上司の実感としては…

20代の頃の休日は、とにかく寝ているだけで疲れがとれて満足できた。

30代になってからは、ただ寝ていても疲れがとれなくなってきた。家で過ごすよりも適度に出掛けて充実した一日を過ごす方が満足できて、結果的に疲れがとれる気がする。

ということでした。

その話を聞いていた当時、私自身は20代だったので「そうなんですね…。」くらいの印象だったのですが、30代になってみるとこの言葉の意味を実感しています(笑)

寝不足状態は辛いなぁ…と思いつつも、家でゆっくり過ごすだけの休みの取り方だと休みに対する満足度というか、充実感のようなものが圧倒的に異なります。

気分転換している人

◆少ない休みでも意識的に気分転換すると…

まず、重要なポイントとしてストレスには心理的なストレス(心のストレス)と身体的なストレス(体のストレス)があります。

これらは、重なって負荷がかかることでストレスへの耐久性の限界へと近付いていきます。

そして、限界を超えることで様々な自覚症状を発生させることになるのですが、人それぞれで内容は異なります。

集中力や決断力、記憶力などの低下を感じることもあれば、頭痛や腹痛、体のダルさなど身体への影響を感じることもあります。

これらの状況の根本的な原因を解決しようと考える場合、心理的なストレスと身体的なストレスそれぞれに対処していく必要があります。

この視点から前述した「20代と30代の休み方の違い」を振り返ってみると…

20代の頃は、仕事や家庭などでも心理的なストレスが比較的少ないことが多く、「疲れ=身体的ストレス」であることが多いと考えることもできます。

だからこそ、ゆっくり休むことで回復につなげることが出来るのかもしれません。

それに対して30代になると、仕事の責任も家庭の責任も重いものになることが多く、「疲れ=心理的ストレス」へと変化していくことも考えられます。

その結果、ただゆっくり休むだけでは心理的ストレスが解消されることに繋がらず、「疲れがとれない」と感じることになる…。

このように想像してみると、20代と30代で必要な休み方が異なることも納得できる部分があるのかもしれません。

30代以降に適した休み方は、気分転換になるものを優先にしていくことで効果的にストレス解消へつながると考えることが出来そうですね(^^)

家族と過ごして気分転換

◆カウンセラーの夏休みは…

そんな考え方を土台にすると、どのような休み方が効果的なのかが見えてきます。

私自身の場合、少し前に東京で開催されている「恐竜展」を見てきました♪

「恐竜」は、私の人生にとって重要なキーワードです。

学生時代や幼少期から大好きで、親に図鑑をねだって買ってもらったり、家族で化石が展示されている博物館へ行ったり…と楽しい思い出だったり、思わずテンションが上がる分野なのです。

そこで今回は、家族を連れて恐竜展を開催している上野の博物館へ行って来たのです。

5年ほど前にも上野の国際科学博物館で開催されていた恐竜展を見に行ったことがありましたが、貴重な化石の現物展示があったり、ティラノサウルスや大型恐竜の全身復元骨格があったり…と見所が満載。

今回も期待以上の充実度で、少しずつ溜まっていたストレスも一気に解消されたような気がします(笑)

他にも上野動物園で人生初のパンダを見たり、スカイツリー(ソラマチ)にあるカービィカフェ(カービィショップ)で家族みんなが大好きなカービィグッズを買ったり…と大いに楽しんで来ました。

滞在時間としては実質丸2日くらいではありましたが、とても充実した時間。

そして、日常生活の活力につながる時間になりました。

ただし、ここで気をつける必要があるのが、楽しい時間で心理的ストレスが解消されても移動の疲れや身体の負担が身体的ストレスにつながる可能性があるということです。

(↓東京初日の夜は、実物大ユニコーンガンダムを見て大興奮でした。笑)

◆効果を最大化するためには

極力、身体的ストレスを減らして気分転換することが効果的な休み方と考えることができます。

そして、自分のとった行動を後悔するのではなく、全面的に肯定していく。

その考え方こそが30代以降の効果的な休み方につながるのかもしれませんね(^^)

『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵

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