頑張り過ぎていませんか?~カウンセリングの視点から考える甘えや妥協とは~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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頑張り過ぎていませんか?~カウンセリングの視点から考える甘えや妥協とは~

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』の岡本です。

うつ病やうつ状態になってしまった人に「頑張れ」を言ってはいけないことは、一般的にも知られていると思いますが、自分自身に対してはいかがでしょうか?
ついつい「もっと頑張らなきゃ」「甘えちゃダメだ」とプレッシャーをかけていませんか?
仕事や物事に対する責任が強い人ほど自分のことを責めてしまう傾向が強いものと感じますが、多くの場合、これは甘えではなく過剰なプレッシャーであることが考えられます。
では、なぜ自分に対して過剰に厳しく考えてしまう価値観が形成されるのでしょうか?

これには2つの要素が考えられます。

1つ目は過去の体験の中で自分に厳しく接したことにより物事が成功したパターン。
この過去の成功体験により極端な価値観を形成してしまい、本来であれば妥協や諦めといった自分へのプレッシャーを軽減させる考えが浮かびにくくなってしまう状況です。

2つ目は過去の体験の中で妥協や諦めといった判断を自分もしくは他者から強く否定されたパターン。
このような否定の経験により自分自身の現在の判断を厳しい方向へ極端に振り分けてしまうと言うことも考えられます。

実際に日々、カウンセリングを通して様々な相談者さんのお話を伺っているとどちらのパターンも同数程度いるように感じます。
私がよく相談者さんへお伝えしていることは、「自分にとっての基準」を決めていきましょう。と言うこと。

例えば・・・

「頑張る時」には、「どこまで頑張るのか」を日常的に決めておく。
「この範囲を超えたら、無理をしないようにする。」
と言う考え方は、過剰なプレッシャーをかけることを避けるきっかけになります。
また、「妥協」に関しても一定のルールを設けておくことが有効だと私は考えています。

例えば・・・

他者のミスに気付いた場合、本来であれば都度指摘することが望ましいのかも知れませんが、大きなミスでは無い場合、相手との人間関係や相手からの印象を気にして指摘出来ないこともありますよね?
そんな時にも「ミスが3回続いたら指摘する」と言うルールを自分の中で決めておく。
そうすることで、1回目と2回目は、「ミスに気付いていながら指摘しなかった」としても、妥協と言うよりも自分の中のルールに従ったことになります。

このように自分の中での判断基準を明確にしておくことで、過剰なプレッシャーを自分にかけ過ぎてしまうことや、「妥協してしまった」と自分を責めてモヤモヤした気持ちになることも軽減出来るのでは無いかと私は考えています。
もちろん、そのルール決め自体が難しい場合があることも事実ですが、カウンセリングの中で「カウンセラー」と言う第三者の価値観も参考にしながら決めてみることで今の辛い状態から解放されることもあるかも知れません。
何事も一人で悩むよりも広い視野で考えてみることが遠回りなようでも一番の近道かも知れませんね。

あなたは、自分に厳しいタイプですか?

それとも、自分に甘いタイプですか?

『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵

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