振り返ってみると・・・~カウンセリングの視点で考える長所と短所~ | 札幌のカウンセリング こころの羽

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振り返ってみると・・・~カウンセリングの視点で考える長所と短所~

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』カウンセラーの岡本です。

こころの羽では、先日、カウンセリング予約のシステム入れ替えを行った関係上、以前に書いたブログの内容で「予約システムのリンク先」を修正する作業を進めておりました(^^;

このホームページ自体が制作の依頼をしたのが2017年。完成して公開されたのがちょうど1年ほど前だったのですが、これまでに投稿させていただいたブログの件数は、なんと100件を超えておりました!

(これが多いのか少ないのかは、皆さまの価値観にお任せいたします…笑)

そんな「振り返り」をしている中で気づいたのですが、ブログで投稿している文章の長さが年々…長くなっているのです!(笑)

その傾向、なんと投稿開始当初と現在では平均的な記事の長さが約4倍。

イメージとしては、昔は原稿用紙の枚数1枚分だったのに、今は原稿用紙4枚分の長さの文章を書いていることになるようです(汗)

ずいぶん長く書けるようになったなぁ…などと懐かしく考えつつ、我ながら「話し長っ!」とツッコミたくもなっています(笑)

私の10数年前を振り返ってみると…

当時は会社勤めで、所属していた部署では、スタッフの育成やメンタルケアを担当していました。

その当時、先輩や上司によく言われていたのが、「話が長い!」でした(^^;

たしかに話が長かったのは事実なのですが、複数の方から言われるので自分なりに「もっと短くしないと…」「話が長いのは自分の欠点だ」と考える日々でした。

個性に悩むウサギ

そんなある日、直属の上司Kさんと個別面談をしていた際、「話が長いのは、岡本さんの強みだ!だから、もっと話術を磨くべきだ!」とアドバイスしていただいたのです。
今、振り返ってみると、あの出来事は人生のターニングポイントの一つだったなぁと思うのです。

それまで自分の短所として考えていた「話が長い」という傾向。
これを自分の長所として考える「きっかけ」になったひと言でした。

人は「個性」の悪い側面を「短所(欠点)」と呼び、「個性」の良い側面を「長所(強み)」と呼ぶことがほとんどです。
もとは、その人にとっての「個性」。
コインの裏表の関係のようなものなにに、どちらの面から見るかで、人の印象は、大きく変わってくるのが「個性」だと私は考えています。

今のあなたにとっては、あなたの「個性」は「短所」にしか見えないかもしれません。
でも、少し視点を変えてみるとその「個性」は「長所」になる可能性を秘めています。

もちろん、私の「話が長い」という個性も「ただ長いだけで、中身が何もない」としたら、長所にはならなかったと思うのですが、「強みになるのかも!」と上司の言葉を素直に信じて様々な書籍から学んだり、講座やセミナーに参加していく中で少しずつ自分自身の認識も周囲の反応も変化していきました。

今でも根本的な「話が長い」(話をすることが好き)ということは当時のままですが、自分自身に対するイメージ(セルフイメージ)は大きく変化しました。
とくにセミナーや企業研修などで講師として登壇させていただくときには、「長く話す技術を持っていて良かった!」と思える場面も多々あります。

「話が長いことに悩んでいた自分」では想像もできなかったような仕事をしている今を心から幸せだと感じます(^^)

あなたの「個性」はどんなものでしょうか?
それは、今は「欠点」や「短所」「弱み」だと思っているものの中にヒントが隠れているのかもしれません。

『カウンセリングルームこころの羽』岡本教兵

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