学ぶと言うこと | 札幌のカウンセリング こころの羽

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学ぶと言うこと

【研修とカウンセリングと心の変化】

こんにちは。札幌市北区にある『カウンセリングルームこころの羽』の岡本です。

このブログでも少し書かせていただいた通り、先日、東京にて研修に参加させていただきました。

一般的に「研修」や「セミナー」には、2つのタイプがあります。

一つ目は、『コンテンツ研修』と呼ばれる技術やスキル、ノウハウを学ぶための研修。

一般的なセミナーや研修は、こちらのタイプに当てはまる場合がほとんどですね。

それに対してもう一つのタイプは、『コンテキスト研修』(コンテクスト研修)と呼ばれるものです。

こちらの研修は、「Context=背景、状況、環境、文の前後関係、文脈」と言う意味からも感じられるように、単純な技術やスキル、ノウハウを学ぶためでは無く、個人個人の価値観や判断基準を生み出している人生背景、目に見えないコミュニケーションの体験を通じて学んでいく内容が中心の研修となります。

私自身、参加するまでは、2泊3日の研修は「長い」のでは・・・?と不安を感じていたと言うのが正直な気持ちなのですが、終わってから振り返ってみると本当にアッと言う間の3日間で、そこで体験したこと、出会った仲間たちは、自分の人生にとっても掛け替えのないものだったように感じています。

◆コンテンツ研修のメリット・デメリット

では、コンテンツ研修にメリットが無いかと言うと、もちろん、そんなことはありません。

一般的なセミナーや研修がそうであるようにコンテンツ=技術やスキル、ノウハウを学ぶことが「成功」するために不可欠な条件である場合も多くあります。

このタイプの研修は、自分自身の夢や目標がハッキリしていて、その達成のために技術的な不足を補う目的として受講することは、非常に大きな意味があります。

私自身、『カウンセリングルームこころの羽』の姉妹店として『話し方アカデミー』と言うコミュニケーションスクールを主催しておりますので、その中でお伝えしている内容(コンテンツ)は、日常や仕事におけるコミュニケーションにおいて重要なスキルやノウハウだと考えています。

その為、このコンテンツ研修が不要な物とは全く考えていません。

その反面、夢や目標が曖昧だったり、明確では無い場合にコンテンツ研修を多く受けることは、おススメできないことも事実です。

これは、当たり前と言えば当たり前のことなのですが、向かう「目的地」(夢や目標)が決まっていないのに、「歩き方」(スキルやノウハウ)をどれだけ学んでも前に進むことには繋がりません。

つまりは、夢や目標が明確になった上で、その達成確率を上げるための学習の場であるべきでは無いかと私は考えています。

この辺りは、私が提供している研修やセミナーでも重要視しており、受講開始段階で「目標」や「目的」を考えていただく時間をしっかりとる方針にも繋がっています。

◆コンテキスト研修のメリット・デメリット

それでは、コンテキスト研修の場合は、どうでしょうか?

大きなメリットとしては、「夢や目標」自体を明確にするきっかけ自体が豊富に含まれる研修である可能性が高いことがあります。

夢や目標は、明確であればあるほど達成確率が向上していくと常々感じます。

これは、単に「夢や目標を持っている」と言う状態よりも、「自分が持っている夢や目標には○○と言う傾向があり、その達成条件には○○と○○が重要になる。」と言う細かい内容までを把握している方が次にやるべきこともハッキリしていきますし、行動にも無駄が無くなってくることは、想像しやすいと思います。

そのため、コンテキスト研修を受けることにより今のレベルよりも高いレベルで「夢や目標」を明確にしていくことは大きなメリットになると感じます。

私自身も自分自身の夢や目標をハッキリ持っているつもりでしたが、先日の研修への参加でより強い「動機」に気付き、前に進もうと言う気持ちが強まったことを実感しています。

コンテキスト研修には、そんな力があるのかも知れません。

ここまでの内容だと、コンテキスト研修は、良いことづくめなように感じられると思いますが、デメリットとして考えられる部分もあります。

まず、コンテキスト研修で扱うものは、あなた自身の「人生」である可能性が考えられます。

もちろん、その研修やセミナーの内容によっては、もっとアッサリとしたものかも知れませんが、例え仕事関係で受講が決まったセミナーだったとしても受講の効果を高めるためには自分自身の人生や価値観をしっかり見つめ直す必要がある場合が考えられます。

その時に、セミナーや研修の内容を素直に受け入れ、自分自身のこれまでの人生を振り返ることが出来れば、時間や費用に見合った体験をすることができると思います。

その反面、講師に対して批判的な気持ちを持ってしまったり、参加意欲が低い状態で時間経過してしまうと、そもそも受講したこと自体が無意味になってしまう可能性が考えられます。

これは、参加者としても講師側としても非常に残念な状態では無いでしょうか。

コンテンツ研修の場合でも同じことが言えると思いますが、コンテキスト研修の場合は、その傾向がより強まると言う点を参加する時点で把握しておくことが大切だと今回の研修に参加してみて実感しました。

「研修」(セミナー)と言う限られた時間をどのように過ごして、どんな体験を持ち帰るのか、これらは、参加する時点の「目的意識」が重要になるのかも知れませんね。

◆研修とカウンセリングの類似点

そもそも、カウンセラーである私が何故、このような研修に参加しているのかと言うと、ある企業さんの人材育成に関してパートナー契約を交わしていることが一つの要因なのですが、それ以前にカウンセリングと「研修」(セミナー)にある種の類似性を感じているからに他なりません。

日々、札幌でカウンセリングの仕事をさせていただいていると様々なお悩みを伺う機会が多くあります。

その中には、お話をすること自体がストレス発散やメンタルケアに直結する場合もありますし、ビジネス関係がきっかけになっているお悩みだと技術的な面が重要になる場合もあります。

その際にご提案したり、サポートしていることは、研修やセミナーで提供されている内容と似ている場合が多くあります。

もちろん、カウンセリングの中で提供させていただくスキルやノウハウは、○○療法などと呼ばれ心理学や脳科学などの知識に基づいていることが多いのですが、結果として実践することはセミナーや研修の中で学ぶことと同様の場合も考えられます。

唯一異なる点としては、研修やセミナーが複数の参加者に対して「一定の効果」が得られるように企画されたものである一方、カウンセリングは、一人の相談者さまに対して「最大の効果」が得られるように考えてお話していることだと感じます。

これは、どちらが良い、どちらが優れていると言うレベルのものでは無く、その時点の参加者さま(相談者さま)にとって、どちらが合っているのかと言う点が全てだと思います。

参加者が複数いるからこそ提供できる体験もありますし、一人の方に対してじっくりとお話するからこそ提供できる体験もあります。

どちらが優れていて、どちらが劣っていると一概に言うこと自体に無理があることです。

だからこそ、私自身も『カウンセリングルームこころの羽』(マンツーマン制)と『話し方アカデミー』(グループレッスン制)の両方を提供しているのですが(笑)

私個人としては、その両方を提供している立場だからこそ見えていることや利用者さまに提供できる価値があるのでは無いかと感じています。

そして、その「価値」を高めるためにも日々、「学ぶこと」を重要視しているのかも知れませんね。

これまで私が体験して来たセミナーや研修が『コンテンツ研修』中心だったので、私が提供する研修もコンテンツ寄りだったのですが、今回、『コンテキスト研修』を体験出来たことで、コンテキスト寄りな研修やセミナーも作れるなぁとワクワクしています。

もちろん、私が体験したことの全てがあなたにも当てはまるとは思っていませんが、あなたにはあなたにとって「必要な体験」があるはずです。

その体験の一部を私が提供出来たとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

一人一人の力や影響力は小さくても、それが少しずつ繋がることで、世の中にとっても大きな変化に繋がっていく。

日々、様々な相談者さまや受講者さまと出会うことで、そのことをどんどん実感しています。

あなたと直接お会いして、人生における「大切な時間」を共有していくことが大好きだと言うことが、私がこの仕事を続けている理由なのかも知れませんね(^^)

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